2022/07/25 (月) 19:50

佐賀県武雄市の御船山楽園などを会場に光と音のデジタルアート展が今年も始まりました。

50万平方メートルの広大な庭園がある御船山楽園。
今年も光と音、プロジェクションマッピングで自然を彩るアート展、「かみさまがすまう森」が始まりました。
国内外でデジタルアートを展開する「チームラボ」が、毎年開催していて、2022年で8年目です。
2022年は、新作を含む24作品が展示されています。

【原竹凌太朗リポート】
「こちらの新しい展示作品は、虹色の光がアメーバのようにうごめいています。見る人によってその姿や色を変えることから、本当の姿は鑑賞者の中に表現されていると言います」

結晶のような揺らめく光が姿を変えるこの展示は、水の振動で表現されています。
床や壁に色とりどりの動物が描かれたこの作品は、鑑賞者が描いた生き物が絵から飛び出し、生きているように動き出します。

【チームラボ 猪子寿之代表】
「来てもらった人にね、本当に歴史が積み重なった場所なので、認識を広げてね、世界の見え方が変わる、そういう体験になったら良いなと思ってます」

【御船山楽園ホテル 小原嘉久社長】
「新しい作品が生まれて、その作品自体もぼくはすごくチームラボの中でも一番好きなぐらいの素晴らしい作品ですので、是非皆様のご自身の目で見て楽しんでいただければなと思います」

「かみさまがすまう森」は11月6日まで、武雄市の御船山楽園と武雄神社で開かれます。