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U-24世界で銀 大学生からアルティメットで世界へ 中山侑香さん【佐賀県】
2022/10/12 (水) 18:20
今回は、フライングディスクを使って得点を競う「アルティメット」で、大学生から競技に魅せられ日本代表の経験もある鳥栖市の女性を取材しました。
【中山侑香さん】
「ダイナミックなプレーとか、浮いているディスクを高いところでキャッチできるとか、そういうところがアルティメットの魅力」
鳥栖市の中山侑香さん、25歳。
フライングディスクを使って得点を競う「アルティメット」で世代別日本代表の経験者です。
「アルティメット」とは英語で「究極」という意味。「投げる」「走る」「跳ぶ」とあらゆる能力が求められる事から名づけられたといいます。1960年代にアメリカで生まれ国内の競技人口は約1万人と言われています。
【中山侑香さん】
「縦が100メートル。横が37メートル、縦長のコートを使って、7人対7人で1つのフライングディスクを使ってやるゲームです」
フライングディスクは直径27センチ、重さ175グラム。
フィールドの端にある「エンドゾーン」で、味方がディスクをキャッチすると得点になります。
【中山侑香さん】
「長いシュートを投げて通った時とか、逆にキャッチした時とか、跳んでスレスレのディスクをキャッチしたりした時に『よっしゃあ』という気持ちになります」
遠征もこなしながら、中山さんは地元鳥栖市の田代小学校で特別支援学級の講師を勤めています。
【中山侑香さん】
「担当クラスの学年が3学年なので、教材の準備が3学年になるのが、やっぱり仕事の面では大変です。『先生、先生』って頼ってもらえているのが、やっぱり良いなと思います。遠征から帰ると児童がみんなで出迎えてくれました。『ちょっとすごいかも』みたいな感じでは思ってくれているのかなと」
アルティメットの練習は、週に3回ほど、神埼市にある母校西九州大学のサークル「スパンキーズ」や、九州各県の選手で作る社会人チーム「ラトロールズ」で行っています。
【後輩(女の子)】
「後輩思いで優しい先輩です。身体能力が高くて努力もしていて、憧れの先輩です」
【後輩(男の子)】
「ディスクを投げたら飛距離が出る方で、九州だったら男の中でも伸びる方だと思います」
中山さんの武器はディスクを投げた時の飛距離です。
【中山侑香さん】
「体全体を大きく使うことを意識して、反動とひねりのタイミングというか」
サークルの後輩と比較しても差は歴然です。
中山さんは小学校から高校まで10年間続けた空手が競技に生かされています。
【中山侑香さん】
「空手って突きをする時に腰をすごい切ったりして使うんですけど、そういうところが投げる瞬間に生きているのかなと思います」
【中山侑香さん】
「最初に見学に行った段階で先輩たちが『ちょっと投げてみる?』と言うので、投げるだけの練習をやってみて思ったより投げられなくて最初は。どんどんどんどんハマっていった」
競技開始から3年後の2019年、24歳以下の日本代表に選ばれ、ドイツで開催された世界大会に出場。銀メダル獲得に貢献しました。
【中山侑香さん】
「U-24世界大会に選ばれたことが、自分としてはすごい自信にもなったし、海外の選手と戦えることが、すごい良い経験になった」
2022年7月にはアメリカで開かれた世界大会「ワールドゲームズ」。
「バックアップメンバー」で、出場の機会はありませんでしたが、逆に闘志に火が付きました。
【中山侑香さん】
「そこからこう追求、もっと上手になりたいという気持ちに変わった」
世界大会で足りないと感じたスタミナを付けるため、ミニゲームの間のインターバルも体力づくり。チームに指導者はいないため、技術向上などは自分自身の努力にかかっています。
【中山侑香さん】
「いかにきつい状態をつくってやれるかが課題かなと思います。息を上げるために、そのままジョグし続けたり頑張ってするように心がけています」
2028年のロサンゼルスオリンピックでは採用されませんでしたが、中山さんは、自らの成長と共に、競技の普及にも力を入れています。
【中山侑香さん】
「10月22日23日に、全日本の大会(全日本選手権)があるんで、今はそこに向けて。アルティメットを知ってもらえるような競技にしたいなとは思います。広がってもらったら嬉しいなと」
【中山侑香さん】
「ダイナミックなプレーとか、浮いているディスクを高いところでキャッチできるとか、そういうところがアルティメットの魅力」
鳥栖市の中山侑香さん、25歳。
フライングディスクを使って得点を競う「アルティメット」で世代別日本代表の経験者です。
「アルティメット」とは英語で「究極」という意味。「投げる」「走る」「跳ぶ」とあらゆる能力が求められる事から名づけられたといいます。1960年代にアメリカで生まれ国内の競技人口は約1万人と言われています。
【中山侑香さん】
「縦が100メートル。横が37メートル、縦長のコートを使って、7人対7人で1つのフライングディスクを使ってやるゲームです」
フライングディスクは直径27センチ、重さ175グラム。
フィールドの端にある「エンドゾーン」で、味方がディスクをキャッチすると得点になります。
【中山侑香さん】
「長いシュートを投げて通った時とか、逆にキャッチした時とか、跳んでスレスレのディスクをキャッチしたりした時に『よっしゃあ』という気持ちになります」
遠征もこなしながら、中山さんは地元鳥栖市の田代小学校で特別支援学級の講師を勤めています。
【中山侑香さん】
「担当クラスの学年が3学年なので、教材の準備が3学年になるのが、やっぱり仕事の面では大変です。『先生、先生』って頼ってもらえているのが、やっぱり良いなと思います。遠征から帰ると児童がみんなで出迎えてくれました。『ちょっとすごいかも』みたいな感じでは思ってくれているのかなと」
アルティメットの練習は、週に3回ほど、神埼市にある母校西九州大学のサークル「スパンキーズ」や、九州各県の選手で作る社会人チーム「ラトロールズ」で行っています。
【後輩(女の子)】
「後輩思いで優しい先輩です。身体能力が高くて努力もしていて、憧れの先輩です」
【後輩(男の子)】
「ディスクを投げたら飛距離が出る方で、九州だったら男の中でも伸びる方だと思います」
中山さんの武器はディスクを投げた時の飛距離です。
【中山侑香さん】
「体全体を大きく使うことを意識して、反動とひねりのタイミングというか」
サークルの後輩と比較しても差は歴然です。
中山さんは小学校から高校まで10年間続けた空手が競技に生かされています。
【中山侑香さん】
「空手って突きをする時に腰をすごい切ったりして使うんですけど、そういうところが投げる瞬間に生きているのかなと思います」
【中山侑香さん】
「最初に見学に行った段階で先輩たちが『ちょっと投げてみる?』と言うので、投げるだけの練習をやってみて思ったより投げられなくて最初は。どんどんどんどんハマっていった」
競技開始から3年後の2019年、24歳以下の日本代表に選ばれ、ドイツで開催された世界大会に出場。銀メダル獲得に貢献しました。
【中山侑香さん】
「U-24世界大会に選ばれたことが、自分としてはすごい自信にもなったし、海外の選手と戦えることが、すごい良い経験になった」
2022年7月にはアメリカで開かれた世界大会「ワールドゲームズ」。
「バックアップメンバー」で、出場の機会はありませんでしたが、逆に闘志に火が付きました。
【中山侑香さん】
「そこからこう追求、もっと上手になりたいという気持ちに変わった」
世界大会で足りないと感じたスタミナを付けるため、ミニゲームの間のインターバルも体力づくり。チームに指導者はいないため、技術向上などは自分自身の努力にかかっています。
【中山侑香さん】
「いかにきつい状態をつくってやれるかが課題かなと思います。息を上げるために、そのままジョグし続けたり頑張ってするように心がけています」
2028年のロサンゼルスオリンピックでは採用されませんでしたが、中山さんは、自らの成長と共に、競技の普及にも力を入れています。
【中山侑香さん】
「10月22日23日に、全日本の大会(全日本選手権)があるんで、今はそこに向けて。アルティメットを知ってもらえるような競技にしたいなとは思います。広がってもらったら嬉しいなと」
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