2023/04/21 (金) 17:14

新型コロナの5類移行で日本を訪れる外国人が増えることを見据え、日本語以外の通報にも対応できるよう警察が訓練を行いました。

この訓練は、外国人観光客や留学生などからの通報にも迅速に対応できるよう警察や民間の通訳会社などが行ったものです。
中国人観光客のレンタカーでの事故や、ベトナム人留学生が自転車の盗難被害にあったといった想定です。
県警は外国人からの通報を受けた場合、まずは簡単な英語で出身国を確認し、世界21の言語に対応する通訳会社との3者通話で、被害の状況などを確認することにしています。

【佐賀県警察本部通信指令課 三宮一峰通信司令官】
「安心して来日されて、また事件事故にあわれた場合には、私たちは訓練等を継続してやっているので、迷わず110番をしていただくようよろしくお願いします」

県内の外国人からの通報は、去年まで3年間は年間70件から90件ほどでしたが、今年はすでに3月末までで31件と、増加傾向にあるということです。