佐賀のニュース
泥にさすだけで発電できる「泥の電池」 小型デバイス1年2カ月以上稼働 佐賀大学研究グループ
2023/04/24 (月) 18:40

泥にさすだけで発電できるいわゆる「泥の電池」で小型デバイスを動かす検証結果を佐賀大学などの研究グループが発表しました。1年2カ月以上経つ今でもデバイスは動いているということです。
「泥の電池」は、佐賀大学理工学部の冨永昌人教授のグループと、電気機器の製造や販売などを手掛けるニシム電子工業が共同で研究しているものです。
電池は長さ20センチ、直径3センチの棒状のもので、泥の中にいる微生物が有機物を分解した際に放出する電子を回路に流して発電します。
去年2月からは、植木鉢程度の大きさの容器にクリークの泥を入れ、そこに差した泥の電池で、温度や湿度を計測して送信する小型のデバイスがどれだけ動かせるかを検証していました。
検証中、泥を入れ替えたり有機物を追加したりはしていませんが、1年2カ月以上が経った現在でもデバイスは動いているということです。
冨永教授は「今後、水田やクリークなどに設置するセンサーの小型電源などとしての応用が期待できる」としています。
「泥の電池」は、佐賀大学理工学部の冨永昌人教授のグループと、電気機器の製造や販売などを手掛けるニシム電子工業が共同で研究しているものです。
電池は長さ20センチ、直径3センチの棒状のもので、泥の中にいる微生物が有機物を分解した際に放出する電子を回路に流して発電します。
去年2月からは、植木鉢程度の大きさの容器にクリークの泥を入れ、そこに差した泥の電池で、温度や湿度を計測して送信する小型のデバイスがどれだけ動かせるかを検証していました。
検証中、泥を入れ替えたり有機物を追加したりはしていませんが、1年2カ月以上が経った現在でもデバイスは動いているということです。
冨永教授は「今後、水田やクリークなどに設置するセンサーの小型電源などとしての応用が期待できる」としています。
|
|
- キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース
DAILY NEWSランキング
こちらもおすすめ
全国のニュース FNNプライムオンライン
-
変わる“暑さ対策”最前線!登下校時に日傘を推奨・教室に冷凍庫設置する小学校も…「笠」かぶる小学生の写真も話題に
2025/07/03 (木) 12:50 -
【速報】ドジャースのカーショーが史上20人目の通算3000奪三振達成!大谷翔平は第3打席までノーヒット
2025/07/03 (木) 12:46 -
参院選公示 岩手選挙区は現元新4人が立候補(午前11時半時点)
2025/07/03 (木) 12:45 -
快適な買い物へ…最新セルフレジ導入 客が自身のスマホでスキャン
2025/07/03 (木) 12:35 -
参院選公示“争点と勝敗のポイント” 物価高対策、消費税減税、社会保障費引下げなど「事実上の政権選択選挙」とも 与党が参院で過半数維持するか【もっと投票の前に】
2025/07/03 (木) 12:34