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佐賀の変わった条例「日本酒で乾杯しよう!」制定10周年祝うイベント 焼酎とのコラボブースも【佐賀県】

2023/10/03 (火) 18:40

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2013年6月、佐賀なら日本酒で乾杯しよう!という条例が制定されました。その10周年を祝うイベントが開かれ、今年国体の鹿児島と来年国スポの佐賀、焼酎と日本酒のコラボブースもありました。

【原竹アナウンサー】
「佐賀県で10周年を迎えたある条例。それがこちらです。「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」ということで、佐賀駅では、この10周年を記念したイベントが開かれています。おつまみのいいにおいや日本酒の甘い香りが漂ってきます」

佐賀駅前交流広場で開かれた「佐賀酒乾杯条例10周年記念イベント」。
県内22の酒蔵自慢の日本酒を楽しみに大勢の方が訪れました。

【訪れた人】
「コロナでこういうにぎやかな会がなかったので、久しぶりににぎやかにやれてすごい楽しいですね」

全国的にもかなり珍しい県産の日本酒で乾杯しようという“条例”。制定されたのは2013年6月、いまから10年前です。

【訪れた人】
Q条例はご存じだった?「なんとなく聞いたことあるかなくらいで」Q乾杯は今から日本酒で「はい」

【佐賀県流通・貿易課企画担当 梶原千紗都主事】
「佐賀のお酒で乾杯しましょう、ということで皆さん1杯目はビールじゃなくて日本酒で乾杯をしてもらったりとかして、少しづつでも佐賀のお酒が広がっているんだなあという風には感じています」

県内で日本酒を作る酒蔵は20年前は35軒、10年前は29軒現在は23軒と減少傾向にあります。一方、2019年の1世帯あたりの清酒の消費支出金額は佐賀が全国1位に。県内有数の酒どころ鹿島市では市内の酒蔵をめぐることができる「酒蔵ツーリズム」も開かれていて、2日間に約10万人が訪れます。

【佐賀県流通・貿易課企画担当 梶原千紗都主事】
県としても中々イベントができなかったりというのはあったんですけど、コロナが明けたということで、県としては今後も積極的にPRをやっていきたいと思っています」

とはいってもこの条例、日本酒で乾杯しなくても罰則があるわけではありません。イベントでは今年の国体の舞台、鹿児島県とのコラボブースもあり、焼酎がずらりと並びました。

【鹿児島県商工労働水産部主査 福森光信さん】
「3年前から国体を契機とした県産酒交流プロジェクトに取り組んでいるんですけど、コロナの関係で今回ようやく初めて佐賀の地に来れまして、皆さんに焼酎を飲んで頂けてすごく嬉しく思っています」

【県流通・貿易課企画担当 梶原千紗都主事】
「既に多くの方に佐賀酒のファンになっては頂いているんですけども、さらに佐賀酒のファンっていう輪を広げていきたいと思っています」
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