2024/03/21 (木) 18:40

九州新幹線長崎ルートのいわゆる”未整備区間”について、佐賀県は、長崎県やJR九州と5月をめどに開催できるよう日程を調整していることを明らかにしました。

これは21日に開かれた県議会特別委員会の中で、県側が明らかにしたものです。
意見交換について県は5月をめどに、山口知事と長崎県の大石知事、それにJR九州の古宮社長によるトップ同士での会談を想定。
開催場所は未定で、新幹線だけでなく、交通系ICカードの適用範囲など幅広く意見交換したいとしています。
山口知事は3月、議会で九州新幹線長崎ルート、新鳥栖から武雄温泉の”未整備区間”の地元合意について質された際、「現行のスキームで合意するのは至難の業」としていました。

一方で、「原点に返り、地元で議論して新たな合意形成を探っていくのも選択肢の一つ」として、長崎県やJR九州と意見交換したいとの考えを示していました。