2024/06/07 (金) 18:40

福岡国税局は、佐賀税務署の職員が納税者250人分の滞納金額などの個人情報が記載された書類を一時紛失していたと発表しました。

福岡国税局によりますと、佐賀税務署の男性職員は5月29日、帰宅途中のバスの中で佐賀市などの納税者250人分の個人情報が含まれた書類を紛失しました。
書類には氏名や住所のほか、電話番号や滞納金額などが記載されていて6日後の6月4日の朝にバスの乗務員が車内を点検したところ、座席と座席下の暖房器具の間で書類を見つけたということです。
バス会社から連絡を受けたことから発覚しその後、書類はすべて職員が回収しています。
書類は職員の私物ファイルに紛れていて本人が持ち出した認識はなかったということです。

一方、書類は職員が乗ったバスとは違う車両から見つかっていて、福岡国税局は「第三者の目に触れた可能性は否めない」としています。