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「6年後には30億円の輸出額を」アイリスオーヤマ鳥栖工場 新たに"パックご飯"の生産始まる【佐賀県】

2024/07/19 (金) 18:40

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家電や生活用品の大手・アイリスオーヤマが、鳥栖市の工場で新たにパックご飯の生産を始めました。佐賀のコメを積極的に使うほか、約200人を新たに雇用する計画です。

【川野アナウンサー】
「本格的に稼働が始まったパックご飯の生産ラインです。次々と商品が流れてきます。この工場で1日に20万食を生産するということです」

アイリスオーヤマの鳥栖工場で新たに生産が始まった「パックご飯」。投資額は約50億円。工場の空きスペースを活用し、設備を整えました。

【アイリスオーヤマ・大山晃弘社長】
「ひとえにパックご飯の市場が国内で伸びている。パックご飯の市場は毎年毎年伸びているが、平均すると5%ぐらいの市場規模で成長している」

市場拡大に期待を寄せる大山晃弘社長。その背景にはパックご飯を取り巻く環境の変化が。パックご飯は元々「保存用」でしたが、単身や共働き世帯が増え、その手軽さ・味のおいしさから年々需要が拡大。海外でも人気が高く、韓国や台湾、東南アジアへの輸出も。
鳥栖工場を主な拠点に6年後の2030年には30億円の輸出額を目指すと意気込みます。
倉庫の中に入ると…。

【川野アナウンサー】
「涼しい…むしろ寒いぐらいです。こちらには、パックご飯の原料となる精米される前のコメが積まれています。鮮度を保つために、室温は15℃以下に保たれています」

パックご飯の原料には佐賀県産のコメも積極的に使う予定です。また、合わせて210人を新たに雇用する計画で、地域の活性化も期待が寄せられています。

【アイリスオーヤマ・大山晃弘社長】
「鳥栖には豊かな労働力があるし、地域貢献というところでできるだけ地元で採用して地元でコメ(パックご飯)を作って地元で食べてもらいたい」
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