2024/07/22 (月) 18:14

一人当たりの高血圧関連の病気の医療費が全国で一番高い佐賀県。高校生といった若い世代にも高血圧について知ってもらい予防に努めてもらおうと、神埼市の神埼清明高校で講演会が開かれました。

【本田医師】
「水風船を想像してもらえたら。水を入れたり、水を流すと結構力がかかっているのが分かる。その力のことを血圧といいます」

講演会に参加したのは神埼市の神埼清明高校の1年生約160人です。
22日は鳥栖保健福祉事務所の医師・本田成美さんが講師に招かれ、「塩分をとりすぎない」など高血圧の予防法などについて説明しました。
佐賀県は高血圧に関連する病気の1人あたりの医療費が3万3801円と全国で最も多いということで、患者の減少に向けて若い頃からの予防が解決策の一つだということです。

【生徒】
「全国で一番佐賀県が高血圧の人が多いと知って、これから気を付けていこうと思った」
「これから高血圧にならないよう減塩をすることや適度な運動をすることなどを心がけたい」

この取り組みは今後も県内14の学校で行われる予定です。