佐賀のニュース
「思い出せない」繰り返し…神埼市官製談合事件 前神埼市長内川修治被告の裁判【佐賀県】
2024/09/03 (火) 17:30
神埼市のふるさと納税をめぐり、官製談合防止法違反などの罪に問われている前神埼市長内川修治被告の裁判です。内川被告は当時のことを「詳しい状況は思い出せない」と繰り返した一方、「市民を裏切る事になり申し訳ない」と反省の弁を述べました。
起訴状などによりますと、神埼市の前市長内川修治被告(72)は、市のふるさと納税事業の委託業者を選定する入札の際、特定の業者に他社の企画提案書の内容を漏らすなどしたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われています。
3日は証人尋問があり、すでにこの事件で執行猶予付きの有罪判決が確定した元会社役員は検察側の「内川被告から手に入れた情報のおかげで業務を請け負うことができたのか」という質問に対し、「わからないが有利にはなった」と話しました。
また弁護側の「内川被告への見返りはあったのか」という質問に対しては「そういったやり取りはない」などと強く否定しました。
その後の被告人質問で、内川被告は情報を漏らした当時のことについて「詳しい状況は思い出せない」と繰り返した一方、今の心境については「自分の法を守る意識の低さのせいで市民などを裏切ることになり、申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べました。
裁判は10月1日に論告などが行われ、判決は10月28日に言い渡される予定です。
起訴状などによりますと、神埼市の前市長内川修治被告(72)は、市のふるさと納税事業の委託業者を選定する入札の際、特定の業者に他社の企画提案書の内容を漏らすなどしたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われています。
3日は証人尋問があり、すでにこの事件で執行猶予付きの有罪判決が確定した元会社役員は検察側の「内川被告から手に入れた情報のおかげで業務を請け負うことができたのか」という質問に対し、「わからないが有利にはなった」と話しました。
また弁護側の「内川被告への見返りはあったのか」という質問に対しては「そういったやり取りはない」などと強く否定しました。
その後の被告人質問で、内川被告は情報を漏らした当時のことについて「詳しい状況は思い出せない」と繰り返した一方、今の心境については「自分の法を守る意識の低さのせいで市民などを裏切ることになり、申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べました。
裁判は10月1日に論告などが行われ、判決は10月28日に言い渡される予定です。
|
|
佐賀のニュース
特集ニュース