2025/01/18 (土) 18:10

県内の特別支援学校に通う生徒や就労支援施設の利用者が、縫製や接客の技術を競う大会が18日、佐賀市で開かれました。

「アビリンピック」は、障害がある人が日ごろ培った技能を競い合い職業能力の向上を図るとともに障害者の雇用促進につなげようと毎年開かれています。
喫茶サービスや縫製など7つの競技に身体・知的・精神などの障害がある15歳以上のおよそ40人がエントリーし、接客の仕方や基本的な技術を審査員が評価しました。
成績優秀者は、秋の全国大会に出場する予定です。

【伊万里特別支援学校 中村秋司さん】
「机を拭くときに拭いたところを触らないように意識して練習した。きょうはできた。100点満点」

佐賀労働局によりますと、去年6月時点で県内の民間企業で働く障害者は2767人で、11 年連続で過去最高を更新しています。