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店主は銀行員!?月に一度だけオープン!レストラン「HND」店主の料理に対する思い【佐賀県】
2025/01/23 (木) 18:40
佐賀市で月に一度だけオープンするレストラン「HND」。地元の農産物をふんだんに使った料理を振る舞う男性にはもう一つの顔がありました。
【花田健志さん】
「旬の野菜と鶏の肩肉を揚げたやつをですね、サラダの上に鶏の肩肉ですね揚げたやつをのせてオリジナルのソースをかけるというのが、毎月月替わりでやってるんですよね」
佐賀市内に月に一度だけ現れるレストラン「HND」。店主の花田健志さんが毎月ダイニングバーなどを間借りし営業するこの店。ジャンルに縛られない多彩なメニューが人気です。
【花田健志さん】
「中に(鶏の)レバパテを作っててそれをロールしてるんですよね」(ぜいたくなロール…)「(笑)そうですね、なかなか斬新なやつかなと思いますね」
【ご夫婦】
「私たちねレバー嫌いだけど全然おいしかった。レバー嫌いだけど挑戦したんだけど最高やった」
毎月メニューが一変するのも花田さんのこだわりです。
【花田健志さん】
「毎月メニューは変えるようにしてて、佐賀のおいしい野菜、旬野菜を使うようにメニューは構成していますね」
【2回目の来店(女性)】
「メニュー全然違って今回も見たことない料理ばっかりだったので、すごい楽しみにして来ました」
8品のコースメニューに11品が食べ放題のビュッフェがついて値段は何と“2000円”です。
【客(男子大学生)】
「(値段が安くて)大学生でも来やすくて、この県産の食材を使った料理を食べれるっていうのがすごくいいなと」
【花田健志さん】
「私の人件費のところがゼロと考えるなら赤字ではないんですね、私が好きでやってることなんでそこは利益かなと」
利益度外視の営業の裏には花田さんの“もう一つの顔”が…
【花田健志さん】
「良い商品だったり野菜とかをどうしたら売れるのかなと、まさに銀行の宿命でもありましたので」
なんと花田さんのもう一つの顔は佐賀共栄銀行の銀行員。次長というナンバー2のポジションで平日は取引先を駆け回る日々を送ります。
【花田健志さん】
「(メニュー開発は)家に帰ってやってますね、家で料理もしたりするんでこれちょっと使えるかなとか思いながら」
取引先からの相談はビジネスについてだけでなく…
【花田健志さん】
「料理を提供させてもらったりとかですね、そういうのをさせてもらったり、銀行外の付き合いも」
中には“シェフ・花田さん”を応援する社長も。
【花田健志さん】
「まさか本当に副業する人おるとやか?と思って、そうすると応援したくなりますもんね」
【花田健志次長】
「屋号のハンドの盾であったりとかインスタグラムに飛ぶような盾を(松田木工さんに)作ってもらってますね。これが何に合うのかっていうのをちょっと考えてもらえたらなと思ってます。よろしくお願いします」
支店の同僚も花田さんを応援。この日の昼休みは新作のオイスターソースの試食会です。
【花田健志さん】
「野菜スティックとかそこら辺ですかね?」
(先輩)「うんそこは良さそうやし、何でも合うんじゃないか」
(花田さん)「ありがとうございます」
(後輩)「うまい、うまい、うまいしかない」
ソースの開発は料理のためだけではありません。
【花田健志さん】
「仲良いカキ養殖の方で小ぶりすぎて売り物にならないとあったりするんですよ。それを商品化しようって1年前提案してるんですよ」
「こっちが唐辛子です」
銀行の前の花壇では食材の生産も。
【花田健志さん】
「いざ自分が作ってみてどうなるかっての成育過程とかですね、そういうのやっぱ知ってないといけないかなと思って」
花田さんが食材にこだわるきっかけは4年前のある経験でした。
【花田健志さん】
「県の西部の方でですね、豪雨被害がありましたので、で銀行として何かできることないかなって私たちが主となってマルシェをしようというのがきっかけだったんですよ」
豪雨の被災者のためにマルシェを企画し、そこで聞いた声が花田さんを動かします。
【花田健志さん】
「生産者の方々の想いだったりとか苦労とかもですね聞く中で、私も何か個人としてですね、何かできることがないかなと思って」
真っ先に浮かんだのがコロナ禍に自宅で熱中した料理でした。
【花田健志さん】
「(料理の)コンテストのチラシを見たもんでそれで“お、ちょっとせっかくならやってみようかな”っていうので、アマだけのところではありますけど佐賀県で準優勝を」
3年前に県内の料理のコンテストで準グランプリに輝いた花田さん、その結果にも後押しされ、職場での副業解禁のわずか2か月後にレストランをオープンします。
【花田健志さん】
「私の代名詞の料理はなんかな?っていったときには一応その料理を(コンテストで2位輝いた料理)出すようにはしててですね、きょうもメニューにありましたチーズダッカルビ春巻きってあってですね」
お店の評判は口コミで広がり13回目となる今月の営業にはこれまでで最も多い23人が来店。
客席とキッチンを忙しく行き来する花田さんですが、食材のアピールも欠かしません。
店の入り口には料理に使った食材を販売するお手製の“ミニマルシェ”も。
【花田健志さん】
「おいしかったらちょっと買って帰ってね、みたいな感じのところを含めて、この生産者を知ってほしいなっていうのをやってますね」
【花田健志次長】
「好きでやってますからね」
(NTTの方)「きょうはありがとうございます」
(花田さん)「宜しくお願い致します」
生産者のためにときにはライブ配信にも取り組みます。花田さんが地元の食材を使った料理を披露するほか、コメントを通じて視聴者とやり取りをし、直接魅力をPR。紹介された食材はその場でオンライン販売されます。
【SUMRICE 松尾健一さん】
「普段食べたことない料理とかをバンバン出してきていただけるんで、なおかつ美味しいという」
【花田健志さん】
「生産者の想いっていうのが、やっぱりスーパーとかあったりとか街角にあったとしてもなかなかわからないですもんね、私から発信していけたらなという思いはちょっとありますね」
生産者のためできることを、その気持ちは変わりませんが料理に対する想いには変化が。
【花田健志さん】
「一番はじめのスタートはやっぱり生産者さんを紹介したいっていうところありましたけど、おいしかったとご意見いただくとですね、もっと料理を頑張ろうかなってありましたもんで今は(生産者への想いと料理への想いと)五分五分ってところですかね。(レストランは)時間が許す限りやりたいなと思ってますね」
レストランの次の営業日は決まっていませんが公式のインスタグラムで告知をしたあと人数を限定してダイレクトメッセージでの予約を受け付けているということです。
【花田健志さん】
「旬の野菜と鶏の肩肉を揚げたやつをですね、サラダの上に鶏の肩肉ですね揚げたやつをのせてオリジナルのソースをかけるというのが、毎月月替わりでやってるんですよね」
佐賀市内に月に一度だけ現れるレストラン「HND」。店主の花田健志さんが毎月ダイニングバーなどを間借りし営業するこの店。ジャンルに縛られない多彩なメニューが人気です。
【花田健志さん】
「中に(鶏の)レバパテを作っててそれをロールしてるんですよね」(ぜいたくなロール…)「(笑)そうですね、なかなか斬新なやつかなと思いますね」
【ご夫婦】
「私たちねレバー嫌いだけど全然おいしかった。レバー嫌いだけど挑戦したんだけど最高やった」
毎月メニューが一変するのも花田さんのこだわりです。
【花田健志さん】
「毎月メニューは変えるようにしてて、佐賀のおいしい野菜、旬野菜を使うようにメニューは構成していますね」
【2回目の来店(女性)】
「メニュー全然違って今回も見たことない料理ばっかりだったので、すごい楽しみにして来ました」
8品のコースメニューに11品が食べ放題のビュッフェがついて値段は何と“2000円”です。
【客(男子大学生)】
「(値段が安くて)大学生でも来やすくて、この県産の食材を使った料理を食べれるっていうのがすごくいいなと」
【花田健志さん】
「私の人件費のところがゼロと考えるなら赤字ではないんですね、私が好きでやってることなんでそこは利益かなと」
利益度外視の営業の裏には花田さんの“もう一つの顔”が…
【花田健志さん】
「良い商品だったり野菜とかをどうしたら売れるのかなと、まさに銀行の宿命でもありましたので」
なんと花田さんのもう一つの顔は佐賀共栄銀行の銀行員。次長というナンバー2のポジションで平日は取引先を駆け回る日々を送ります。
【花田健志さん】
「(メニュー開発は)家に帰ってやってますね、家で料理もしたりするんでこれちょっと使えるかなとか思いながら」
取引先からの相談はビジネスについてだけでなく…
【花田健志さん】
「料理を提供させてもらったりとかですね、そういうのをさせてもらったり、銀行外の付き合いも」
中には“シェフ・花田さん”を応援する社長も。
【花田健志さん】
「まさか本当に副業する人おるとやか?と思って、そうすると応援したくなりますもんね」
【花田健志次長】
「屋号のハンドの盾であったりとかインスタグラムに飛ぶような盾を(松田木工さんに)作ってもらってますね。これが何に合うのかっていうのをちょっと考えてもらえたらなと思ってます。よろしくお願いします」
支店の同僚も花田さんを応援。この日の昼休みは新作のオイスターソースの試食会です。
【花田健志さん】
「野菜スティックとかそこら辺ですかね?」
(先輩)「うんそこは良さそうやし、何でも合うんじゃないか」
(花田さん)「ありがとうございます」
(後輩)「うまい、うまい、うまいしかない」
ソースの開発は料理のためだけではありません。
【花田健志さん】
「仲良いカキ養殖の方で小ぶりすぎて売り物にならないとあったりするんですよ。それを商品化しようって1年前提案してるんですよ」
「こっちが唐辛子です」
銀行の前の花壇では食材の生産も。
【花田健志さん】
「いざ自分が作ってみてどうなるかっての成育過程とかですね、そういうのやっぱ知ってないといけないかなと思って」
花田さんが食材にこだわるきっかけは4年前のある経験でした。
【花田健志さん】
「県の西部の方でですね、豪雨被害がありましたので、で銀行として何かできることないかなって私たちが主となってマルシェをしようというのがきっかけだったんですよ」
豪雨の被災者のためにマルシェを企画し、そこで聞いた声が花田さんを動かします。
【花田健志さん】
「生産者の方々の想いだったりとか苦労とかもですね聞く中で、私も何か個人としてですね、何かできることがないかなと思って」
真っ先に浮かんだのがコロナ禍に自宅で熱中した料理でした。
【花田健志さん】
「(料理の)コンテストのチラシを見たもんでそれで“お、ちょっとせっかくならやってみようかな”っていうので、アマだけのところではありますけど佐賀県で準優勝を」
3年前に県内の料理のコンテストで準グランプリに輝いた花田さん、その結果にも後押しされ、職場での副業解禁のわずか2か月後にレストランをオープンします。
【花田健志さん】
「私の代名詞の料理はなんかな?っていったときには一応その料理を(コンテストで2位輝いた料理)出すようにはしててですね、きょうもメニューにありましたチーズダッカルビ春巻きってあってですね」
お店の評判は口コミで広がり13回目となる今月の営業にはこれまでで最も多い23人が来店。
客席とキッチンを忙しく行き来する花田さんですが、食材のアピールも欠かしません。
店の入り口には料理に使った食材を販売するお手製の“ミニマルシェ”も。
【花田健志さん】
「おいしかったらちょっと買って帰ってね、みたいな感じのところを含めて、この生産者を知ってほしいなっていうのをやってますね」
【花田健志次長】
「好きでやってますからね」
(NTTの方)「きょうはありがとうございます」
(花田さん)「宜しくお願い致します」
生産者のためにときにはライブ配信にも取り組みます。花田さんが地元の食材を使った料理を披露するほか、コメントを通じて視聴者とやり取りをし、直接魅力をPR。紹介された食材はその場でオンライン販売されます。
【SUMRICE 松尾健一さん】
「普段食べたことない料理とかをバンバン出してきていただけるんで、なおかつ美味しいという」
【花田健志さん】
「生産者の想いっていうのが、やっぱりスーパーとかあったりとか街角にあったとしてもなかなかわからないですもんね、私から発信していけたらなという思いはちょっとありますね」
生産者のためできることを、その気持ちは変わりませんが料理に対する想いには変化が。
【花田健志さん】
「一番はじめのスタートはやっぱり生産者さんを紹介したいっていうところありましたけど、おいしかったとご意見いただくとですね、もっと料理を頑張ろうかなってありましたもんで今は(生産者への想いと料理への想いと)五分五分ってところですかね。(レストランは)時間が許す限りやりたいなと思ってますね」
レストランの次の営業日は決まっていませんが公式のインスタグラムで告知をしたあと人数を限定してダイレクトメッセージでの予約を受け付けているということです。
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