佐賀のニュース
≪前編≫“性別に制限されないキャリア選択を” 大学病院に勤め双子育てる女性医師に密着【佐賀県】
2025/03/11 (火) 18:58

20年間で倍以上。県内の女性医師は年々増え続け医療現場の最前線で活躍を続けています。しかし子育てと仕事の両立には、周りのサポートがまだまだ必要です。大学病院に勤める女性医師の1日に密着しました。
”ハートチーム””医療の最後の砦”などと呼ばれ、心臓や血管の病を治す循環器内科。医療現場の最前線で2歳の双子を育てながら格闘する坂井ひかりさん32歳です。
【坂井ひかりさん】
「急性期で患者さんがとても苦しい状態で来られても循環器の先生はそれをすぐ助けてくれる」
「カルテを確認してきのうの患者さんの夜の状態を見ている」
坂井さんの1日は、月に約30人を担当する入院患者のチェックから始まります。
【坂井ひかりさん】
「内視鏡でしんさったです?」
佐賀市出身の坂井さん“優しい佐賀弁”で患者に寄り添います。
Q.堀「どんな先生?」
【患者さん】
「すごく安心できます大好きです」
【坂井ひかりさん】
「帰りにはまたこのメモができるんですよ。看護師さんが優しく教えてくれるんですよ。こういう軟膏くださいとか。朝のうちにやっとかないと、できない日も多いですけど…」
メモを確認し薬を処方。鳴り続ける電話を対応しながら急ぎ会議に向かいます。
論文の内容を発表し意見を交わす抄読会。
上司からの鋭い指摘を乗り切りほっと一息…はつけず…
【坂井ひかりさん】
「検査が2件入っているらしいので」
外来患者の検査で呼び出されました。
検査と会議を終えこの日初めての休憩です。
【金子哲也さん】
「すごくバイタリティーがあふれている先生で、子育てしながらまさに仕事も、周りでサポートできるようにとは協力しているのでそれがうまくいけばよりステップアップできるかな」
【金子哲也さん】
「すごいよな…すごいと思うよ…」
【坂井ひかりさん】
「双子生んだあたりですか?」
午後1番は女性患者2人のエコー検査から。
被ばく防止エプロンを身にまとい、いざカテーテル検査へ
検査の結果次第ではそのまま治療に入ります。
約1時間後検査が終了。心配する患者や家族にすぐに結果を報告します。
【坂井ひかりさん】
「ちょっと狭いくらいだったので今回は治療なしでいいかな」
「3~4時間あるとちょっと疲れますけどこれくらいなら全然」
休む間もなく次の治療に早歩きで向かいます。
【坂井ひかりさん】
「1日1万歩くらい」
脳梗塞がおきないように心臓に血栓がないかを念入りに確認して電気ショックで正常なリズムに戻します。
【坂井ひかりさん】
「戻らない可能性もあるかなと思っていたので戻ってよかったです」
予定していた治療や検査はすべて終わり、ここからは6時すぎまでたまった事務作業をこなし退勤します。
≪後半へ続く≫
”ハートチーム””医療の最後の砦”などと呼ばれ、心臓や血管の病を治す循環器内科。医療現場の最前線で2歳の双子を育てながら格闘する坂井ひかりさん32歳です。
【坂井ひかりさん】
「急性期で患者さんがとても苦しい状態で来られても循環器の先生はそれをすぐ助けてくれる」
「カルテを確認してきのうの患者さんの夜の状態を見ている」
坂井さんの1日は、月に約30人を担当する入院患者のチェックから始まります。
【坂井ひかりさん】
「内視鏡でしんさったです?」
佐賀市出身の坂井さん“優しい佐賀弁”で患者に寄り添います。
Q.堀「どんな先生?」
【患者さん】
「すごく安心できます大好きです」
【坂井ひかりさん】
「帰りにはまたこのメモができるんですよ。看護師さんが優しく教えてくれるんですよ。こういう軟膏くださいとか。朝のうちにやっとかないと、できない日も多いですけど…」
メモを確認し薬を処方。鳴り続ける電話を対応しながら急ぎ会議に向かいます。
論文の内容を発表し意見を交わす抄読会。
上司からの鋭い指摘を乗り切りほっと一息…はつけず…
【坂井ひかりさん】
「検査が2件入っているらしいので」
外来患者の検査で呼び出されました。
検査と会議を終えこの日初めての休憩です。
【金子哲也さん】
「すごくバイタリティーがあふれている先生で、子育てしながらまさに仕事も、周りでサポートできるようにとは協力しているのでそれがうまくいけばよりステップアップできるかな」
【金子哲也さん】
「すごいよな…すごいと思うよ…」
【坂井ひかりさん】
「双子生んだあたりですか?」
午後1番は女性患者2人のエコー検査から。
被ばく防止エプロンを身にまとい、いざカテーテル検査へ
検査の結果次第ではそのまま治療に入ります。
約1時間後検査が終了。心配する患者や家族にすぐに結果を報告します。
【坂井ひかりさん】
「ちょっと狭いくらいだったので今回は治療なしでいいかな」
「3~4時間あるとちょっと疲れますけどこれくらいなら全然」
休む間もなく次の治療に早歩きで向かいます。
【坂井ひかりさん】
「1日1万歩くらい」
脳梗塞がおきないように心臓に血栓がないかを念入りに確認して電気ショックで正常なリズムに戻します。
【坂井ひかりさん】
「戻らない可能性もあるかなと思っていたので戻ってよかったです」
予定していた治療や検査はすべて終わり、ここからは6時すぎまでたまった事務作業をこなし退勤します。
≪後半へ続く≫
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