2025/03/12 (水) 12:00

九州国際重粒子線がん治療センターから去年、バルーンを贈られた高校生が活動報告を行い、患者の健康を願って生徒が作った折り鶴のモザイクアートを贈りました。

11日、九州国際重粒子線がん治療センターを訪れたのは、佐賀市の北陵高校のバルーン部の部員らあわせて5人の生徒です。
生徒たちは去年の3月に贈られたバルーンを使って、小中学生向けに行った係留体験やバルーン教室などの活動を報告しました。
また、バルーンのお礼に、来院する患者の健康を願って生徒全員で折った約3500羽の鶴で作ったモザイクアートを贈りました。

【北陵高校バルーン部 古賀義基部長】
「空に飛んでいく子供たちを見て僕たちもバルーンっていいなと思いました。感謝を込めて一個一個丁寧に作ったので、気持ちじゃないですけどそこを汲み取ってもらえたら嬉しい」

【九州国際重粒子線がん治療センター 外須美夫理事長】
「自分たちの高校生活をエンジョイする、そういうひとつの試みというものに利用していただければ」

高校にバルーン部があるのは全国で2校だけで、北陵高校バルーン部は3月30日にも伊万里市でバルーン教室を開く予定です。