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わずか3カ月で3000万円消費も 準詐欺の元市議初公判 80代女性の口座から1億2千万円消える
2025/03/17 (月) 18:10

被害者の口座から消えた金は1億2千万円を超え、多くはボートレースにつぎ込まれていました。正常な判断ができない状態の80代の女性から現金を取ったなどとして、準詐欺や窃盗などの罪に問われている元佐賀市議会議員の男の初公判が開かれ、男は「間違いない」と起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、佐賀市議会議員や地元の自治会長などを務めていた佐賀市川副町の川崎直幸被告75歳は、正常な判断ができない状態だった80代女性から、現金あわせて3795万円を取ったとして準詐欺の罪に問われています。
また、この女性のキャッシュカードであわせて350万円を引き出したほか、自治会長会の立場を利用し自治会名義の口座からあわせて46万円を着服したとして窃盗や業務上横領の罪にも問われています。
17日、佐賀地裁で開かれた初公判で、川崎被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、川崎被告は被害者の女性の夫と深い交流があり、夫が死亡した2020年以降女性の認知症を認識したと指摘。
女性の2つの口座には遺産相続などで、あわせて約1億2千万円の預金がありましたが、被告の口座に出元がわからない多額の入金があり、2年後の2022年6月時点で残高はわずか数万円になっていたということです。
川崎被告はボートレースに50万円単位でつぎ込み3カ月も経たずに3000万円を使うなどしながら、「家を処分したい人がいる。借金がありすぐに売らないと」などと言って女性の自宅も売却した上に、アパートに引っ越させ生活保護を申請させていました。
次の裁判は、4月21日に開かれる予定です。
起訴状などによりますと、佐賀市議会議員や地元の自治会長などを務めていた佐賀市川副町の川崎直幸被告75歳は、正常な判断ができない状態だった80代女性から、現金あわせて3795万円を取ったとして準詐欺の罪に問われています。
また、この女性のキャッシュカードであわせて350万円を引き出したほか、自治会長会の立場を利用し自治会名義の口座からあわせて46万円を着服したとして窃盗や業務上横領の罪にも問われています。
17日、佐賀地裁で開かれた初公判で、川崎被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、川崎被告は被害者の女性の夫と深い交流があり、夫が死亡した2020年以降女性の認知症を認識したと指摘。
女性の2つの口座には遺産相続などで、あわせて約1億2千万円の預金がありましたが、被告の口座に出元がわからない多額の入金があり、2年後の2022年6月時点で残高はわずか数万円になっていたということです。
川崎被告はボートレースに50万円単位でつぎ込み3カ月も経たずに3000万円を使うなどしながら、「家を処分したい人がいる。借金がありすぐに売らないと」などと言って女性の自宅も売却した上に、アパートに引っ越させ生活保護を申請させていました。
次の裁判は、4月21日に開かれる予定です。
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