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2019.04.01

「1980年代の佐賀」サガテレビと共に振り返る佐賀の50年

サガテレビでは開局50周年を記念し、佐賀の50年間を振り返る報道特別番組を放送します。

そこで、サガテレビ開局当時から現在までを短く振り返るシリーズを掲載中。
今回紹介するのは、1980年代の佐賀です。

中継車初稼働

1980年、サガテレビの中継車が初めて導入されることになり、佐賀市の佐嘉神社でお祓いを受け稼働が始まりました。
中継車は、情報番組やスポーツ番組をはじめ多彩な番組で活用されています。

バルーンフェスタ・イン佐賀

1981年、佐賀市の嘉瀬川河川敷でバルーンフェスタ・イン佐賀 第1回大会が開かれました。

佐賀の名前が初めてついた大会、出場したのは18機、観衆は5万人でした。
大会はその後「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」へと発展。
参加気球は100機を超え、観衆も100万人前後に成長しました。

国鉄佐賀線廃止

佐賀と福岡県の瀬高を結ぶ国鉄佐賀線。筑後川の昇開橋を列車が走る姿は全国でも見ることの出来ない光景でした。

しかし、国鉄が分割・民営化した1987年、佐賀線は廃止されました。
路線の存続を求めて佐賀市など沿線自治体が中心となって運動を続けましたが、赤字ローカル線廃止の波には抗えず52年の歴史に幕を降ろすことになりました。

1987年 全国植樹祭 昭和天皇来佐

全国植樹祭は、戦中戦後の国土の荒廃から豊かな緑地を復活させようと1950年から開催されています。

1987年の会場は佐賀県嬉野町(当時)。
昭和天皇の佐賀県訪問は11年ぶり4回目、会場にはおよそ1万5000人が詰めかけました。当時
​86歳の昭和天皇は3泊4日の佐賀県滞在で、佐賀市内のほか有明干潟、有田町、唐津市と分刻みのスケジュールで視察されました。

1989年吉野ヶ里遺跡

大規模な弥生遺跡といわれていた吉野ヶ里遺跡が、この年の初めから一躍脚光を浴びました。
当時の三田川町や神埼町にまたがる、吉野ヶ里の広大な丘陵や周辺の低地で、考古学上の貴重な発見とされる遺構や遺物が次々に出土しました。

特に、魏志倭人伝に記された卑弥呼の女王国の記述を裏付けるような遺構が数多く確認され、邪馬台国のロマンと相まって、研究者と共に全国の考古学ファンの注目を一身に集めました。

この年以来、吉野ヶ里遺跡は弥生時代最大の集落跡と位置付けられ、国内2つ目の国営歴公園として公園整備が進められました。

1980年代の主なニュース

  • 白石連続女性殺人(1980.)
  • 福富干拓完工式(1980.1)
  • 白山アーケード街オープン(1980.12)
  • 暴力団抗争 宮地組による監禁事件など(1984ごろ)
  • 九州横断道 鳥栖~佐賀大和開通(1985.3)
  • 全国植樹祭に天皇陛下来佐(1987.12)
  • 国鉄佐賀線廃止(1987)
  • 北方連続女性殺人(1989.1)
  • 吉野ヶ里遺跡発掘・発見(1989.3)



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