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2022.10.02

「睡眠時無呼吸症候群」自宅で行う簡易検査とは?

先週に引き続き、 かとうクリニック 内科・呼吸器内科 加藤 剛さん にお話をお伺いしました。

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何回も呼吸が止まったり息が弱くなったりすることで十分な睡眠がとれなかったり、体が低酸素になる病気です。1時間あたり5回以上呼吸が止まったり、弱くなったりすると睡眠時無呼吸症候群。10秒間呼吸が止まると無呼吸とカウントをする と先生は言われていました。

受診するきっかけとしては、強いいびきや呼吸が止まっていることを指摘される、また、日中に急な眠気があるなどが特に多いそうです。

高血圧や糖尿病などの原因となるリスクがあがってしまうという、実は恐ろしいこの病気。自宅で行う簡易検査について教えてもらいました。


お家に持って帰ってもらう道具はこれだけ!

酸素の濃度を測定する
指に嵌めるだけ!夜中、酸素の濃度が下がっていないかというのをこれで測ります。
※息が止まると体の中の酸素濃度がさがる

空気の流れを測定する
無呼吸は空気が喉でせき止められて息が吸えない病気なので、鼻につけてちゃんと空気が流れているか確認します。
※無呼吸・低呼吸の回数や長さが分かる

ベルトについている小さな機械で体の動きも記録していきます。
重くもなく邪魔でもないので、いつも通りに寝ることができました。

寝る前にスイッチを押せば開始!起きたら止めます。

 

検査の数値を見て、必要であれば1泊の入院で精密検査を受けることになります。
検査の結果、「治療をした方がいい」 ということになった場合はどのようなことをするのでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群の治療は?

シーパップ治療法

鼻に装着したマスクから空気を送りこみ、舌を持ちあげます。

夜につけて寝ることで、空気の流れがよくします。睡眠時無呼吸が高血圧の原因になっている場合は、治療をすることで高血圧の薬を減らすことができる人もいるそうですし、日中に眠ってしまって事故を起こしてしまうようなリスクを減らすことができるということです。


睡眠時無呼吸症候群のヘルシーヒント
  • 自分で気づかなくても体は大きなストレスを受けている
  • ほおっておくと大きな病気の原因となるリスクをあげる可能性がある
  • 気になるときはまず簡易検査を!
【2022年9月28日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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