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日常生活の中でおこる腰の痛み「骨盤を調整するストレッチ」
前回に引き続き、 百武整形外科・スポーツクリニックの西古先生にお話をお伺いしました。
※前回の記事はこちら 体をほぐすことが腰痛改善に?「日常生活の中でおこる 腰の痛み」
まずは、椎間板や神経など構造上、問題が生じていないかのチェックが必要。
日常生活の中で腰痛に関わってくるものとしては「長時間同じ姿勢をとる」「筋力の低下」「日常の姿勢が悪い」などがあげられるとのことでした。
骨盤を自由にコントロールできるようになると、いい姿勢をとっていても疲れにくくなるということです。
そこで教えたもらったストレッチが、先週ご紹介した2つはコチラ!
前回は、座った状態でチェックをしてもらいましたが、立った状態もチェックをしてもらいました。
壁に背中をつけた状態でチェックすると、背中のところが随分、空いてます。そこを壁につけようとすると、今度は頭が壁から離れる・・。つまり猫背の状態。頭は重いので、前に倒れた状態だと腰にかかる負担も増える・・ということなんです。
立っているとき、骨盤が前に倒れてしまっているということですので、調整するストレッチを教えていただきました。
インナーマッスルを鍛えることで骨盤をより制御できるようになり、正常な骨盤の傾きに近づいていきます。
骨盤を調整するストレッチ
- 楽な体勢で両ひざを曲げる
- あごが浮かないようにする
※体勢がきついときは枕などを入れる - 鼻から息を吸い、口から吐くときにお腹をへこませる
吐ききることを意識するというより、息を吐きながらインナーマッスルが硬くなることを意識することが効果的だそうです。
- 息を吐きながら両腕を頭の横にあげる
- 上に少し伸びる(背筋を伸ばすようなイメージ)
- 息を吸いながら両腕をおろす
人によってキツくならない程度が良いですが、 10回で1セット、1日3セット程度行うのが良いそうです。
ヘルシーヒント
- 体をほぐすことが腰痛の改善につながる
→同じ姿勢は腰によろしくない - 骨盤や脊椎が動くように、日頃の筋肉のトレーニングとストレッチが大切
→姿勢が悪いと1カ所にストレスがかかり、腰の痛みの原因になる
日々の積み重ね、やることが大事!
【2022年10月12日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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