11月8日は「1(い)1(い)8(歯)」の日ということで、今回のテーマは「歯磨きのウワサを検証！」

虫歯の予防はなんといっても歯磨きなのですが、歯磨きって「あのやり方はダメ」や「こうしたらいいらしい」など、様々なウワサを聞いた事はありませんか？

今回、歯医者さんにこれらのウワサについて聞きました。

講師役を務めてくれたのは、鳥栖市の「弥生が丘ソラーレ歯科」岩元知之院長です。

朝と晩（2回）は必ず歯磨きをする

できれば3回やった方がいいとは思うんですけども、どうしても時間がとれないときは、朝と晩（2回）は必ず歯磨きをするというのが良いと思います。

歯ブラシの一番の目的は歯垢の除去

歯垢が残っていると、そこに細菌やバクテリア（虫歯菌）がくっついて、虫歯菌が出す酸で歯の表面を溶かすんです。

虫歯菌が酸を出すことで、歯が溶ける＝虫歯

だから、食後は歯磨きが必要なんです。

虫歯に季節性はない

Q.乾燥の影響は？
口の中が乾燥してくると、虫歯のリスクは高くなっていきます。だ液の緩衝作用がなくなるので、口の中が酸性に傾くとだ液の成分によって、中和されていきます。

乾燥→酸性→虫歯リスク

鼻風邪をしたときに口呼吸になって、乾燥で虫歯になりやすくなったり、季節ごとに特徴的なことはあるが、そんなにリスクは変わりないそうです。

やはり、虫歯のリスクは年中つきまとう訳です。
これからの季節クリスマスやお正月でいろいろ食べるし、のど飴なんかもなめるし、いかにも虫歯菌を増やす環境になりそうですが、夏もアイスクリームを食べるし、スポーツドリンクも飲むし、あまり変わりないですよね。

寝ている間はだ液の量が、すごく少なくなるのでその間に細菌が繁殖しやすくなっており、口の中の細菌がいっぱいになっている状態に。

理想は…
起床→歯磨き→朝食→歯磨き

ですが、朝は忙しかったりするので、現実的なのは…

起床→うがい→朝食→歯磨き　でもOK！

歯磨きのヘルシーヒント

• 1日3回が理想　最低でも朝晩2回
  食後は酸を出して歯を溶かす虫歯菌が増える
• 虫歯リスクに季節ナシ
  乾燥は虫歯の要因ではあるものの、大きな影響はない
• 起床→うがい→食事→歯磨き
  もちろん起床後磨くのが理想的