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2022.11.18

眼科に検診に行くべき人とは?三歳児検診とは?

眼鏡を作る前に新しい動きがあります。
それがこちら!

国家資格 眼鏡作製技能士

眼鏡作製の技能を高めるために今年(2022年)新設された国家資格。

これからの時代は、眼科と眼鏡店の連携が深まっていき、眼科の処方性を受けてから技能士の眼鏡店に行くことが確立されていくかもしれません。

ということで、今回は眼鏡を作る前に眼科で診察すべき人を聞いてきました。
佐賀市にある、美川眼科医院の眼科専門医 中尾陽子さんに話を伺いました。
  • 急激な視力の低下
  • 子どもの眼鏡を作るとき
  • 始めて眼鏡を作るとき

視力の低下は、何か目の病気を起こしている可能性があるので眼科に診察しに行った方がいいということです。
子どもは生まれた時から見えている景色が全てなので、視力が発達しないままだと「この見え方が普通」と思って当然です。なので症状を見過ごしてしまうということで、どうすべきなんでしょうか。

幼児の視力変化はどうする?

子どもは自分で見える 見えないが言いにくいので、三歳児検診がとても大切です。

三歳児検診は県内95%の自治体でフォトスクリーナーを導入しています。
今年(2022年)から導入されました。
フォトスクリーナー

乱視や斜視などの弱視リスクを測定できる機器です。
薬剤などを使わず短時間でほぼ正確に計測できます。

計測後はこのように結果がでます。

50人に1人といわれる弱視を早期に発見して早期に治療へ進めることができるのでは、ということに期待しているそうです。


3歳という基準の理由は?

子どもは生まれた瞬間から見えているわけではありません。

1歳で視力0.1程度

3歳で成人並みの視力になります。

就学前までの治療が大切

弱視は50人に1人ですが、ちゃんと網膜にピントが合うように眼鏡で矯正して眼科で定期的な治療を受けると、早期であれば視力は出やすいそうです。

三歳児検診のマニュアルというものがあり、ホームページからダウンロードができるということです。
その中には画像のような三歳児用の視力検査キットがあります。親御さんはこのようなものを参考のひとつにしていただけたらと思います。

【検索 : 三歳児検診 視力検査】

大人が気を付けるべき点

アイフレイル

加齢により目の機能が低下した状態。またそのリスクが高い状態のこと。

アイフレイルチェック

10項目ありますが、この中から1個でも引っかかるものがあると要注意。2つ以上当てはまるとアイフレイルかもしれません。

アイフレイルとは?

例えば緑内障や黄斑疾患など歳とともに病気が出やすくなります。

早く気付くことが大切で、40歳過ぎたら気を付けた方がいいそうです。
ホームページでも簡単検査も!
アムスラーチャート

片目ずつ真ん中の点を見ます。

真ん中の点を見たとき周りの直線が真っすぐに見えますか?

黄斑変性などがあると、歪んで見えたりするそうです。

黄斑変性

網膜の中心部・黄斑が加齢とともに変化し、視力の低下を引き起こす病気です。

眼鏡のヘルシーヒント
  • 急な視力変化は眼科へ
  • 子どもは3歳児検診
  • ホームページで早期発見できる
【2022年 11月16日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】

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