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まばたきせず10秒・・・ できますか?気を付けよう「ドライアイ」
何かと乾燥する季節がやってきました。そこでドライアイチェックをやってみましょう!
方法は簡単。10秒間、目を開けておくだけです。
いかがだったでしょうか?できましたか?できなかった方はドライアイかも!?
ドライアイになるのは何故か。まず、その仕組みを眼科専門医の方に聞きました。
前回に引き続き、佐賀市にある、美川眼科医院の眼科専門医 中尾陽子さんに話を伺いました。
ドライアイは国内で約2000万人。6人に1人ということ。
ドライアイは涙が少なくて乾燥しただけと思っている人も多いですが、そんな単純なものではありません。
涙の成分とは…
- 水分
- ムチン(水分を蓄える粘液)
- 油分(蒸発を防ぐ)
この3つのバランスが崩れると、目の涙がはじかれ乾燥してしまうんです。
検査ができるということで、検査してもらうことに!
コンタクトレンズがドライアイになぜ関係する?
目の表面の涙がコンタクトレンズの後ろまで吸い込もうとして、目の表面も涙液が減ります。表面の量が減ってさらに蒸発。コンタクトの表面が乾いた状態になってゴロゴロ感が出やすくなってきます。
コンタクトによる眼障害、例えば感染症などを起こすと厄介なことになります。
一生に一度でも感染症を起こすと角膜に白濁が残って視力が戻らないこともよくあるそうです。
どんな症状で眼科へ?
- 涙が出る
- 目が痛い
- 見えにくい
その場合はコンタクトを外して眼科に行くことが大切です。
もちろん、コンタクトレンズの使い方を守って、目に異常がない状態で使うのは全く問題ないんですが、やはりドライアイを引き起こしやすく、しかも直接角膜に触れてこすれるという「リスク2段重ね」は否めないわけです。
ドライアイのヘルシーヒント
- 意識的にまばたきを
現代生活はまばたきが減りがち - 眼科で涙の成分を診てもらおう
涙の成分で目の乾燥具合が大きく変わる - 涙・痛み・見えにくいは受診を
コンタクトの不調の予兆。角膜にコンタクトが触れて、傷つけて感染症につながることも・・・
【2022年11月23日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
前回のお話は
眼科に検診に行くべき人とは?三歳児検診とは?
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