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コロナ以外にもインフルエンザやノロウイルスに要注意!
ウイルスの感染拡大といえば、いまだ新型コロナウイルスなんですが、今年はインフルエンザの同時流行にも要注意なんです。
今年5~6月、先に冬を迎えるオーストラリアでインフルエンザが流行しました。季節性インフルエンザは過去にも、南半球の影響を受けて日本に広まったことがあるので要注意。と、ここまでは先週お伝えしました。
さて、佐賀県と感染症について着目すると、新型コロナウイルスの第7波流行の時、なぜか全国上位だった記憶がありませんか?ある瞬間には、陽性者の人口比率が全国最多になったこともあったそう。
専門家に聞いてみると、その背景には、佐賀の“ある種”いいところが、感染症拡大の懸念材料になったことがわかりました。
先週に引き続き、佐賀県医療センター 好生館 感染制御部部長の【福岡麻美さん】に話を伺いました。
佐賀のコロナ感染率が高かった背景は?
佐賀は同居家族が多い
1世帯当たりの人員数(2020年国税調査より)
佐賀県平均2.51人は、全国3位
(東京都/1.99人)
佐賀県の1世帯当たりの人数は、全国でもトップクラスに多いんです。子供が多く、おじいちゃんおばあちゃんと仲良く大人数で暮らしている「佐賀のいいところ」が、感染者を増やす背景となっているんです。
冬に気を付けるウイルスは?
冬になるとノロウイルスに気を付けなくてはいけません。
おう吐・下痢・腹痛・子供やお年寄りは重症化。吐物を気道に詰まらせて死亡することも。
感染経路の一つは食中毒。貝類を火を通さないまま食べたときなど、具合が悪い人(感染者)が調理したものを食べて感染する。
おう吐物や下痢には、たくさんウイルスがいます。
ノロウイルスはアルコールが効かない
ノロウイルスはインフルエンザやコロナと違いアルコールが効きません。
予防はお水と石けんで手洗いをする必要があります。
食事や調理の前は十分な手洗いを!
無症状でウイルスを広めることもある
感染しても無症状という人もいるそうです。
ノロウイルスも毎年のように注意喚起していますが、ここ数年の感染拡大は低調でした。
しかし、コロナから3年経って、日常生活が戻りつつあるので、感染拡大には要注意です。
ウイルス対策のヘルシーヒント
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インフルエンザの予防も
南半球で流行。今年は要注意。予防接種もぜひ済ませて -
佐賀は家庭内感染で広がることも
佐賀は家族の人数が多め。ウイルスは持ち込まない・感染は広げない、が大事 -
ノロウイルスは後処理が大事
ノロも忘れちゃいけません。おう吐物などの後処理は厳重に
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