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冬場の温度差に注意!熱中症より死亡者が多い?「ヒートショック」
血圧の変化図(冬場の入浴時)
- 暖かいリビングから寒い脱衣室に移動すると、血圧が上がります。
※温度差が10℃以上あると危険なので注意 - 脱衣室で衣服を脱ぎ、更に寒い浴室に入ることで血圧が上昇します。
- 急に浴槽に入ることで、体が熱さに驚き更に血圧があがります。【脳出血の危険】※お風呂のお湯の温度が42℃以上だと急な血圧な変化が起きやすい
- 体が温まってくると血圧は下がっていきます。発汗による脱水傾向もあり、脳や心臓の血管は逆に詰まりやすくなってしまいます。【脳梗塞や心筋梗塞の危険】
- 長時間入浴して血圧が下がりすぎると、意識を失いそのまま溺れてしまう可能性があります。【溺死の危険】
- 血圧が下がった状態で浴槽から急に立つ上がると、起立性低血圧が起き、失神・転倒の恐れがあります。【失神・転倒の危険】
こうした、"血圧の乱高下が入浴中の事故"だと考えられています。このようなことを総称してヒートショックと呼びます。
ヒートショックを起こしやすい人
- 65歳以上
- 高血圧 糖尿病 動脈硬化がある
- 肥満 睡眠時無呼吸症候群 不整脈がある
- 浴室が寒い状態
- 一番風呂に入る
- 熱いお風呂が好き
- 飲酒後 お風呂に入る
- 30分以上お湯につかる
【2022年12月14日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
ヒートショックの予防法に続く
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