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鶴丸 英樹のブログ記事

2023.05.16

Jリーグ 30周年!

スポーツニュースなどでも取り上げられていましたが、5月15日、サッカーJリーグがスタートして30周年を迎えました。

 

少し、記憶をたどります。

 

私が大学時代を過ごした茨城県。

4年生のときに、当時の鹿島町に本拠地を置く住友金属(鹿島アントラーズの前身)に、世界的なスーパースター「神様・ジーコ」が加入しました。

 

また、その前年にはブラジルに渡っていた「カズ」こと三浦知良が、読売ヴェルディに加入。

ワールドカップへの初出場を目指し、日本代表も徐々に力をつけ、サッカー気運が盛り上がっていきました。

 

サガテレビに入社した1992年。

この年の天皇杯では、幸運なことに優勝候補の読売ヴェルディが佐賀市で試合を行いました。

 

新人の私はヴェルディの宿舎入りの様子を取材に行ったのですが、三浦知良、ラモス瑠偉、武田修宏などスター選手たちを乗せたバスが、佐賀市のホテルに到着すると、取り囲むように待っていた大勢の女性ファンから「キャ~!」という大きな歓声が上がっていました。

スーツ姿で、確かハットも被っていたカズさんがとてもカッコよかったのを覚えています。

 

そうした中、満を持して1993年5月15日Jリーグが開幕しました。

 

それまでのプロ野球選手のイメージとは違って、Jリーガーたちはオシャレで、華がありました。

「Jリーグ」はこの年の流行語大賞の年間大賞にも輝き、大きなブームを巻き起こします。

 

極め付きは、初年度のアワードで、MVPを受賞した三浦知良選手が大きな赤い風船の中から、真っ赤なスーツを着て現れたシーン。

強烈なインパクトがあり、私も「真っ赤なスーツをいつか着てみたい」と、ちょっとだけ考えました(笑)

 

さて、初年度リーグで戦ったのは「オリジナル10」と呼ばれる10クラブ

その後、J2、J3ができ、今やプロサッカーJリーグに所属するのは60クラブです。

 

Jリーグ創設が日本代表のレベルアップにつながったのは間違いなく、今やワールドカップに出場するのは当たり前で、上位進出を狙えるまでになっています。

また、サガン鳥栖の苦難を乗り越えてのサクセスストーリーも一喜一憂しながら楽しませてもらっています。

 

ファン投票をもとに選ばれたJリーグの30年のベストイレブンも発表され、レジェンドと呼ばれるような選手たちが選出されました。

 

40周年や50周年のベストイレブンには、ぜひサガン鳥栖の選手も選ばれて欲しいものです。

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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