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2023.06.01

偉人たちに愛された日本酒"東長" 嬉野市「瀬頭酒造」

嬉野市にある「瀬頭酒造」

住所:嬉野市塩田町五町田甲3117

東長(あずまちょう)というお酒を製造している会社です

瀬頭酒造の酒蔵は2023年佐賀県遺産に認定されました。100年以上の歴史があります。

専務の瀬頭さんは、九代目の予定。今は専務のお父さんが社長をされているそうです。

お酒をつくり始めたのが1789年です。

会社に入ると壁にはたくさんの賞状が!
反対側にもたくさんの賞状が飾られていました。

 

そして、その中にはダグラス マッカーサーと書かれたものが!

・ダグラス マッカーサー
太平洋戦争後、日本を占領して統括、民主化を指導した

専務 瀬頭さん「戦後日本にGHQが入ってきたときに色んなご縁があり東長をマッカーサーに飲んでもらう機会があり『このお酒はたまらん』と言われ、注文をいただきました」

東長はマッカーサーに愛されたお酒だったんです。

「東長」の由来は?

第19代内閣総理大臣の原敬が「このお酒はすごく美味しい。東洋で一番おいしいお酒」ということで東の長で「東長」という名前になりました。

佐賀県遺産の酒蔵へ

こちらは上げ貯めタンクと言い、絞った直後のお酒を貯めるタンクで冬場に出来立てのお酒が入ります。

このタンク1つが7,700Lなので、一升瓶約4300本分になるそうです。

上の階に行くと、昔使っていた酒づくりの道具がありました。

こちらは年に1回だけお客様に見せる機会があり鹿島酒蔵ツーリズムという、3月頃に鹿島市と嬉野市で同時開催される酒蔵まつりで2日間だけ公開されるそうです。

3月頃に行われる酒蔵ツーリズムでしか酒蔵の中には入ることはできませんが、酒蔵を外から見ることはできます。

他にも貴重なものがたくさん!

1789年創業 瀬頭酒造

米・麹・水の最高の素材だけを使用
昔ながらの製法を200年以上守り続ける

タンクの間にある橋のようなものは、タンクからタンクへお酒を移す際に垂れてくるお酒が、どちらかのタンクに流れ落ちるようにする役割があります。

まだまだある佐賀県遺産

佐賀県遺産登録 本家(ほんいえ)というメインの建物です。

地元でできたお米をここに運んで積んでいました。
米の値段をこの建物のの2階でみんなで宴会しながら決めていたそうです。

金紋 東長 1100円

会社で一番数が出ている本醸造酒で、リーズナブルなお酒です。

まろやかで美味しいです。
純米吟醸 夏のうれしの東長 1650円

※2023年5月15日発売

甘さがスッキリして美味しいです。

こちらは純米吟醸酒で、フルーティーな香りがあり最近若い女性にも人気なんだそうです。

【2023年5月31日放送 かちかちPress 波田陽区のさがんまち珍道中より】

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