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2023.08.29

便秘は肉や魚も良い?便秘予防のポイント「ドッサリと!」聞いてきました

今回のテーマは「便秘予防のポイント ドッサリと!」ということで、便秘予防のポイントについて、たくさんお伝えしていきます。


前回に引き続き、お話を伺ったのは佐賀市内で胃腸科を開く中島先生です。


真面目な話…腸の動きはストレスが多く影響!

腸の動きは自律神経に支配されるため、本人がリラックスできれば何でも良いんです。


Q.力んで出すのは?

ある程度力むのは必要ですが、力みすぎるのはよくありません。

強引にすると、腸や肛門を傷つけることもあり、痔が悪化してしまうなど悪循環になる可能性があります。

特に、冬場になるとトイレの中は寒いので、そこで朝にいきんでしまうと血圧が高い人は脳卒中のリスクも出てきます。

理想は、なるべく力まずに自然に出るのを待つのが大事です。


Q.待つとはどれくらい?

「3分」待つ
3分経って出なければ「長居は無用」次のチャンス(便意)にすれば良いです。

気にしすぎて、出るまでずっとトイレにいる必要はありません。

予防方法は?

Q.腸を動かすには?
  • 適度な運動
  • よく噛んで食べる

→ 腸が連動する 

食物繊維の多い野菜を摂ることは大事!

  • 食物繊維→便を固形化
  • 水分  →硬さを調整

 脂肪分が少ないパサパサの便はなかなか出にくいです。

脂肪分→便を送る潤滑油

お肉やお魚の脂肪分が、適度にあると便が通過する時に腸の中をスムーズに動きやすくさせます。

Q.出やすい時間帯はある?

出やすい時間帯は、

コップ1杯の水(白湯)でも大丈夫なので、それを摂取することで空っぽになった胃が起こされます。そうすると夜寝ている間に大腸に届いた便が刺激を受けて大きな動きとなって、便を出そうとします。

Q.マッサージも良い?

いわゆる「腸もみ」は良いです。

  • 手のひらをへそに当てる
  • 「の」の字に回しながら押す
    優しく押すのがポイント! 

 その刺激が腸が腸に伝わって腸が動いてくれます。

腹式呼吸も刺激になり「お腹を膨らませる、凹ませる」を繰り返すと良いそうです。

何かしらの刺激を与えるというのが、出すキッカケになります。

便秘予防のヘルシーヒント
  • リラックスが大事
  • 力み過ぎない
  • 便座に長居は無用
  • 運動&よく噛む
  • 肉や魚の脂も◎
  • 朝がチャンス
  • おへそに「の」の字
  • 腹式呼吸
※要注意

便秘は重病のサインということもあります。

急な便秘症状や、いつもと違うなと感じたら大腸がんのリスクもあるため、異変を感じたら無理せずに医師の受診をオススメします。

【2023年8月28日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】

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