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2023.09.05

気になる「むくみ」の予防方法とは?

今回のテーマは「気になるむくみ」

むくみのメカニズムと対処方法のヒントをご紹介します!

お話を聞くのは佐賀市にある、みね内科循環器科クリニックの三根先生です。

むくみとは?

血管から染み出す水分が増え、皮下組織に余分にたまってしまう状態

皮膚の細胞のすぐ下に皮下組織という所があり、その中を流れている毛細血管から染み出る水分をリンパ液や毛細血管へ吸収しきれず、皮下組織に余分な水分がたまった状態をむくみといいます。

Q.そうなってしまう原因は?

塩分の過剰摂取・運動不足・長時間の同じ姿勢など、血行が悪くなることで体内の水分が増える

人間の体は水分の濃度を一定に保つ仕組みがあります。塩分を過剰摂取すると、塩分濃度を薄めようと体内に水分を溜め込むので、むくみが出るんです。

来院される方達は、足のむくみが多いんだそうです。
心臓から一番遠く、重力の影響を受けやすい足は血行不良の代表です。

女性はむくみを気にしてよく来院されています。
女性の場合は、特有の理由があり、女性ホルモンの変動や妊娠・出産に伴ってむくみが起こることがあります。

ある程度は仕方がないそうです。

むくみは病気のサイン?

大部分のむくみは病気ではなく、生活習慣や環境が影響していますが、中には病気のサインもあります。

病気のサイン
  • 心不全…心臓が血液をうまく巡回させられない
  • 腎不全…腎臓がうまく水分を尿として排泄できない
  • 肝硬変…タンパク質が減少し水分が溜まる

普段と同じ生活をしているのに極端に下記の通りのような症状があれば

  • むくみが続く
  • 尿が少ない
  • 動悸がする

医療機関で診療を! 

夏はむくみやすい?

冷えもよくありません。

体の冷えは、血流が悪くなりむくみやすいです。

冷房が効いた部屋に長時間いる際は、レッグウォーマーや厚手の靴下を

むくみの予防方法~寝酒はNG~

多くのむくみは生活習慣を改善することで予防ができます。
寝酒をすると

排尿を抑えるホルモンが働き、水分過多状態になりむくみに…

なのでアルコールを摂ると、翌朝むくむということになります。

むくみの予防方法~血流の流れをよくする~

血流がよくなると、むくみは減ります。

ふくらはぎは第二の心臓で、運動・マッサージをすることで血流を心臓に戻す力が強くなります。

足を動かすことはむくみの解消につながります。

むくみの予防方法~必要な栄養素~

カリウムでむくみ予防

カリウムには余分な塩分が尿として排泄する役割があります。
キュウリ・アボカド・メロン・キウイなどに含まれます。


むくみ解消のヘルシーヒント
  • 室内ではレッグウォーマーや靴下
  • 寝酒NG 水分が体に溜まってしまう
  • ふくらはぎの運動・マッサージ
  • カリウムを多く含む野菜や果物を食べる
【2023年9月4日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】

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