広島市への出張。

会議の翌日、呉市まで足をのばしました。

お目当ては大和ミュージアムです。

出迎えてくれるのは、１０分の１スケールの戦艦大和の模型です。

全長２６．３ｍ。

この写真だけでは伝わりにくいかもしれませんが、圧巻のスケールです。

艦橋や主砲なども、わずかに残る当時の記録をかき集め、できるだけ詳細に再現されています。

本物の主砲の砲身の長さは約２１ｍ。

１発１．５ｔの弾を約４０ｋｍも飛ばしました。

当たればとんでもない威力だったはずです。

しかし、時代は戦艦同士の撃ち合いから、航空機による攻撃に移り変わり、大和はその能力を発揮できぬまま、沈むことになります。

大和ミュージアムのすぐそばに、海上自衛隊呉史料館『てつのくじら館』があります。

こちらの主役は潜水艦『あきしお』

この潜水艦の中を見学できるのです。

秘密保持のためか、見学できる場所は発令所や艦長室、乗組員の３段ベッドなどに限られ、艦内の撮影もできませんが、映画などで見た通り「狭いな～」という印象。

閉所恐怖症気味の私には、潜水艦乗りは務まらないと感じました。

今回訪れた２つのミュージアム。

皆さんも広島県を訪れた際には、足を運ばれてはいかがでしょうか。