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2023.11.09

昼寝は体にいい!やり方を間違えると逆効果?クイズ形式で正しい昼寝をご紹介

今回は「クイズ!昼寝でヘルシー!」
過ごしやすい季節になり、お昼ご飯を食べたらつい、うとうと…なんてことないでしょうか?
これ実は体にいいんです!

佐賀市で医院を開く、産業医・野口先生にクイズを監修してもらいました。
先生によりますと「昼寝は健康にいい!」そうです。
実は、昼寝にはヘルシーなポイントが多いんです。
どんなポイントなのか昼寝クイズで学んでいきたいと思います。


昼寝で効果があるのは?

A…集中力アップ
B…認知症予防
C…心臓病予防

答えは全て! 

  • 集中力アップ
  • 作業効率アップ
  • ストレス、イライラ感軽減
  • 学習力、記憶力向上

などへの効果があります。 

NASA宇宙飛行士の睡眠実験

昼食後の短い仮眠で…

  • 認知能力 34%上昇
  • 注意力  54%上昇

日本のある進学校では、15分間程度の昼寝を導入したことで、大学共通テスト、部活動の成績も右肩上がりで、部活動中のケガの発生件数も減少したとの報告もあります。

受験生も昼寝を試すのも良いかもしれません。

昼寝の心臓疾患予防効果

週3回以上・30分以下の昼寝で…心臓病の死亡リスク37%低下

※2007年 アテネ大学公衆衛生部門発表

日本の研究では、短い昼寝がアルツハイマー型認知症の発症リスクを低下させたと報告しています。
ただし、昼寝の時間の長さ、昼寝の時間帯が非常に重要です。

長さはどれくらい?

A…15~30分
B…1~2時間
C…2時間以上

答えは、A…15~30分

30分以上昼寝すると、深い眠りにはいってしまうので、起きると倦怠感や眠気が残ってしまいます。

また、30分以上の眠りをとってしまうと、脳の休息効果が大きくなり過ぎ、夜間寝付けない原因にもなる。

一方、30分以内の昼寝で起きると、深くない眠りの為スッキリと目覚めることができ、かつ脳の休息効果を得ることができます。

昼寝はいつがいい?

生体リズムの関係で、午後2時~4時は脳の働きが抑えられ、眠気を生じやすくなります。

厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針」でも昼の早い時間帯、午後3時までに行う昼寝は作業効率の改善に効果的と述べています。
午後3時以降だと体内時計が乱れ、夜間寝付けない原因にもなります。

昼寝の体勢は?

A…机にうつ伏せ
B…座って頬杖
C…横になる

答えは、A…机にうつ伏せ

机にうつ伏せたり、いすの背にもたれたり、まくらやクッションを利用するなど、その時一番リラックスできる態勢で休みましょう。
横になる必要はありません。横にならなくても同等の効果があります。

むしろ、65度以上体を傾けることで、体温や血圧が低下し、睡眠慣性が働くため目覚めにくくなります。

座って頬杖は、あごを強く圧迫し、首を片方に強く傾けるなどの体勢は避けた方がいいです。

昼寝は…
  • 集中力アップ
  • 認知症・心臓病予防
  • 長さは20分が理想
  • 体勢は机にうつ伏せ、少し背もたれ倒す

いい効果が多い昼寝ですが、それはあくまで「脳のリフレッシュ」程度であることを、注意しておいてください。
脳や体の休息は、夜のしっかりとした睡眠があってこそ

次回は、理想の昼寝を求めて、人気雑貨店へ伺って、昼寝に最適なグッズを紹介してもらいました!
香りのミストやハンドクリームなどピッタリな商品がたくさんありました。

次回もお楽しみに。
 

【2023年11月6日 かちかちPress みんなで ヘルシーライフより】

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