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2024.01.21

絶品キノコが登場!希少性の高い『白いキクラゲ』を栽培 唐津市「岩瀬コスファ株式会社」

唐津市にある「岩瀬コスファ株式会社」
こちらの3棟ではキノコを5種類栽培しています。

岩瀬コスファは、化粧品や健康食品の原料を取り扱う商社。
2021年から新規事業として、キノコ栽培をスタートしました。

ここでは希少性の高い「白いキクラゲ」をメインで栽培しています。

早速ハウスの中へ…!と思いきや、ここで「納豆チェック」が!
キノコの生育への影響を与える納豆の納豆菌が、キノコの菌に影響を与えないよう避けています。

「納豆チェック」が終わったところで、ハウスの中へ!

白い箱のようなものがズラリと並んでいます。
こちらがキノコの栄養となる菌床です。菌床に栽培したいキノコの菌を植えつけて培養した後に、傷を入れてることでキノコが発生します。

菌床…ブロック状の広葉樹チップにキノコの菌を植えて培養

菌床の包みに切れ目を入れる

数カ所に切れ目を入れていきます。

先程入れた切れ目からキノコが発生します。
切れ目を入れてから、1週間から10日が経つと…ぽつぽつとキノコが生えてきます。

それがだんだんと成長して大きくなっていきます。

ただ「菌床」をこのまま置いておいても大きく綺麗には育ちません。

1日数回 噴霧器を稼働させ 湿度を90%以上に保つ

湿度が高いだけだと、良いキノコになりません。

湿度を上げ下げして調整し、良質のキノコに!
室温は20度~25度に保ち、定期的に換気して二酸化炭素濃度が高くならないよう調整します。
こうして手間をかけて「アラゲキクラゲ(白)」という品種のキクラゲが栽培されます。
肉厚でコリコリ食感が特徴です!

珍しい「シロ」のほか、「黒いアラゲキクラゲ」も栽培されています。
とても肉厚です!

このほか、おなじみの「シイタケ」
こちらの大きな「ナメコ」や

別名「山のフカヒレ」とも呼ばる「ムキタケ」なども栽培しています。


キノコ栽培に使われる「菌床」は3、4カ月使用すると役目を終えるのですが、岩瀬コスファでは、カブトムシの飼育に再利用しています!

カブトムシの幼虫は地元の幼稚園に進呈しています。

この他にも、地元の子どもたちをサポートしようと、地域の子ども食堂の食材としてキノコを提供する活動も行っています。

子ども食堂のスタッフが、キノコでお料理を作ってくださいました!

キノコたっぷりのお鍋とデザート!
ムキタケはトロトロ食感で美味しいです。

アラゲキクラゲ(白)も、コリコリ食GOOD!


 

食感と色を生かした、白いキクラゲを使ったゼリーもいただきました!
この白い所が、茹でて粗く刻んだキクラゲです。

ゼリーはイチゴとミカンの良い甘さと酸味があります!
キノコの食感がナタデココのようで、良いアクセントとなっています。


岩瀬コスファ株式会社 霜尾さん「事業が継続できているのは、子ども食堂の皆さんや、栽培の活動を一緒に行っている就労支援施設のご協力があってこそのことなので、今後も地域との活動を続けていければと思っています」
唐津市内の一部のスーパーや直売所で購入可能
  • 購入できる場所を知りたい方は、電話番号「0120-09-5678」でもお問い合わせ可能です
  • インスタグラムからのお問い合わせも可能とのことです
【2024年1月18日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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