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2024.02.27

唯一無二の学びを求めて!地域みらい留学生で生徒が集まる「有田工業高等学校」

今回のテーマは「佐賀で唯一無二の学びを!支える『地域』の取り組み」

実は地域の取り組みとして、「地域みらい留学」というものがあります。
これは、地方の高校への進学を促進する取り組みなんですが、佐賀県では、子供たちに「この高校に通いたい!」と自ら思ってもらえるような「唯一無二の学校づくり」を心がけいます。その一環として「地域みらい留学」を使って全国から生徒が集まってきている有田工業高校に取材に行ってきました。

佐賀県立有田工業高等学校にやってきました。

校門には「地域みらい留学」の横断幕がありました。

こちらは有田工業高校教頭の 神近先生です。

有田工業高校は、令和3年度から「地域みらい留学」制度に参画し、「留学生」が東京、鹿児島など全国からきて、現在7名在籍しています。

Q.神近先生から見て、どんな魅力に生徒が集まってきているのでしょうか?

神近教頭「他県にはないセラミック科、デザイン科の授業に魅力を感じて来てくれるのではないかと思います」

「地域みらい留学生」にお話を聞いてみました!

セラミック科(1年生)

東京都から来た小林さん「絵付けなど、普通の高校では出来ないことができるからここに来ました。将来的にはやきものに関係する仕事に就きたいと思っています」

全国で100校以上が「地域みらい留学」制度に参画しているそうです。

また、県と町が協働して「地域みらい留学生」の「暮らし」をサポートする動きも盛んになっています。

地域みらい留学を『支える』動き

地域・教育魅力化プラットフォームの門脇さん「全国から有田工業の生徒を受け入れるための『シェアハウス』を作っているところです」
来年度から運営スタートする、空き家を活用したシェアハウスです。
NPO法人灯す屋(有田町)の佐々木さん「空き家のオーナーが利用者を探していて、みらい留学生の住まいの話を聞いて空き家を紹介しました」
室内ですが、まもなく改修完了ということで、生徒たちが一緒に過ごすリビングダイニングも、この通り!
個室もひとり一部屋、設けられていました。
こちらは押入れをベッドにリフォーム!
まだ使える家具はそのまま再利用!
平日の夕食は有田町内の飲食店がお弁当を準備するなど、サポートする計画もあるそうです。
門脇さん「今後、高校生には、有田に『来てよかった』『楽しい』という3年間を送ってほしいと思っています」
佐々木さん「有田町にいろいろなところから生徒が集まって来ることで、地域の方々は大喜びで、3年間ここにいて『第2の故郷』になるように、みんなでサポートして成長をお手伝いしたいと思っています」
【2024年2月22日放送 かちかちPress サガらぼより】

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