年末の恒例行事である年越しそば作りに挑戦しました。自分たちで育てたそばの実から、本格的な手打ちそばを作る様子をご紹介します。

「カチカチ農園部」と書かれたビニール袋には、わずか200グラムほどのそば粉が入っています。
リポーターは「これ何人前？」と尋ねると、「1.5人前」という答えが返ってきました。
「貴重すぎる」と驚く声が上がる中、かちかち農園部鹿島支部長の方が追加のそば粉を持参してくれたおかげで、なんとか5人前のそばを作れることになりました。

そば打ちの過程は以下の通りです。

1. そば粉と小麦粉をふるいにかけ混ぜ合わせる
2. 水を加えてこねる(粉の分量・重さに対して半分の水を用意)
3. 生地を伸ばす
4. 麺を切る

「生地の中にある空気を抜いていき、円錐の形にします」と奥さんが丁寧に教えてくれます。

そば打ちの工程は、まずそば粉と小麦粉をふるいにかけて混ぜ合わせることから始まります。
ダマになっているのは上からすりつぶして落とします。

次に、水を加えて"素早く"混ぜ合わせます。
全体がしっとりとまとまってきたら、水を追加しながら適度な塊になるまで混ぜます。

全体がしっとりとまとまってきたら、水を追加しながら適度なかたまりになるまで混ぜます。
そば粉が固まってきたら、まとめてこねていきます。※生地が乾燥するので素早くこねる

生地ができたら、空気を抜きながら円錐形に整形していきます。

その後、麺棒で薄く伸ばし、畳んでから細く切っていきます。

ついに完成した年越しそば。「うまい！」「香り強いわ」と感動の声が上がります。
石臼で挽いたそば粉を使ったことで、風味が豊かな仕上がりになりました。
ほうれん草を添えたことで、「めちゃくちゃ合うやん」と新しい発見もありました。

そば打ち体験から食べるまでの過程を経験した参加者たちは、「これはちょっといろんな人に体験してほしいですね」と感想を述べています。
当たり前のように食べているそばも、この量で1.5人前だと知ると、一口一口味わって食べる大切さを実感したようです。

年越しそば作りを通じて、食べ物の尊さや生きる力を感じられる貴重な体験となりました。
皆さんも、年末には手作りそばに挑戦してみてはいかがでしょうか。

「かしま自然農園」では本格そば打ち体験ができます。※HPから事前予約制

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