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火災から命を守る方法 佐賀県内の火災発生状況と予防策
冬季は火災が発生しやすい季節です。佐賀県内でも今年に入ってから火災が多発しています。
命を守るために、火災の原因や予防策、万が一の際の対処法を知っておくことが大切です。
佐賀県内の火災発生状況
2025年に入り、佐賀県内では1月22日現在で14件の火災が発生しています。
そのうち建物火災が8件、その他の火災が6件となっています。
空気が乾燥し、暖房器具の使用が増える冬季は特に火災のリスクが高まります。
火災の主な原因
2024年には合計で249件の火災が発生しています。
佐賀県内での火災発生原因の上位は以下の通りです。
- たき火・火入れ
- コンロ
- 電気配線
特に注意が必要なのが、たき火や森林の火入れです。
佐賀広域消防局の方によると、「河川敷や、持っている畑でゴミ等を燃やしている時に風に煽られたり、その場を離れてしまって火災になるケースが多い」とのことです。
火災予防のための注意点
- 外でゴミを燃やさず、ゴミ収集に出す
- どうしても燃やす必要がある場合は、以下の点に注意する
その場を絶対に離れない
風向きに注意し、強風時は絶対に燃やさない
近くに水バケツなどで消火できる準備をする - コンロ使用時の注意点
揚げ物調理中は数分でもその場を離れない
IHコンロの汚れ防止シートは正しく使用する - 電気配線の注意点
コンセントとプラグの間の埃に注意する
タコ足配線の消費電力オーバーに気をつける
不要なプラグは抜く
着衣着火にも注意を!
着衣着火とは、コンロ周辺の物を取るときに服の袖に火が移ることです。
コンセントとプラグの間のホコリに注意を!
コンセントとプラグの間にホコリが溜まっていると、ホコリが湿気を帯びて発火し、やがて出荷する可能性があります。
火災発生時の対処法
- 【着衣着火した場合】
すぐに水をかける
寝転んで火を消す
水の入った浴槽に飛び込む - 【消火器の使用方法】
炎の下(根元)を目掛けて放つ - 【避難方法】
できるだけ低い姿勢で避難する
口にハンカチ等を当てる(ない場合は袖口等で鼻、口を覆う)
夜や暗い時は壁伝いに逃げる
燃えている部屋のドアは閉める
火災による死因の約4割が一酸化炭素中毒による窒息です。
煙は炎よりも早く広がるため、避難時は特に注意が必要です。
日頃から火災予防を心がけ、万が一の際の対処法を家族で確認しておくことが大切です。また、ホテルなどに宿泊した際は、事前に非常階段の位置を確認しておくことも命を守るために重要です。
【2025年1月31日放送 かちかちLIVE ライフプラス+ より】
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