ライフ
life
あなたは大丈夫!?~気になるいびき対策~
いびきを軽く見ていませんか?「危険ないびき」には病気の恐れもあります。そこで、佐賀中部病院 副院長の河島 通博先生に、改善方法を教えてもらいます。
いびきのしくみ
いびきセルフチェック
- 昔に比べ太って顔つきが変わった
- 夜中に何度も目が覚める
- 夢をよくみる
- 朝、目が覚めると喉が渇いている
- 充分に眠ったはずなのに疲れがとれない
- 日中の眠気がひどく集中できない
- 下顎が小さい
- 鼻・喉の疾患や高血圧等の生活習慣病がある
4つ以上あてはまったら、いびきをかいている可能性大・要注意!!
健全ないびきと危険ないびきがある!?
健全ないびき
- 肉体疲労
- ストレス
- お酒や睡眠薬の服用
- 風邪や花粉症による鼻づまり
- 寝入りばなのいびき
危険ないびき
- 一晩中かいているいびき
- いびきに強弱がある
- 仰向けになると、いびきが大きくなる
- 急に大きく苦しそうにかく(あえぐ)いびき
危険ないびきは病気の恐れが!?
SAS「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)」
(10秒以上の呼吸停止が1時間あたり5回以上)
交通事故や日中に眠くなる原因となり、認知症、高血圧、脳血管疾患の原因となるとされています。
いびきを防ぐ方法
- 耳鼻科的治療 → 鼻づまりなどを解消
- 適度な運動 → 肥満予防
- 節酒・禁煙 → 上気道のゆるみや炎症を予防
- 横向きで寝る → 体位を変えることで、気道を確保
- 枕の高さを調節 → あごを適切な位置に調整、気道を確保
- 口呼吸の予防 → 鼻呼吸の習慣化(マウステープなどを使用)
改善ができない場合は早めに医療機関を受診しましょう。
佐賀中部病院
佐賀市兵庫南3-8-1
TEL:0952-28-5311
|
|
RECOMMEND