2019年10月
番組審議会だより(2019年10月)
令和元年10月31日開催
出席委員
稲岡委員長 佐伯副委員長 竹井委員 吉牟田委員 園田委員 中村委員 古川久美子委員 菅委員
審議番組
FNSソフト工場 せつない真実のものがたり~ブタのなげき~(サガテレビ制作)
サガテレビ放送日 10月18日(金)19:00~20:00
番組概要
真実を知れば知るほど悲しくなる。真実を知れば知るほど愛しくなる。真実を知れば知るほど知らないほうが良かったと思う。ちょっぴり「せつない」真実の物語…、それが「ブタのなげき」です。自分だけが、「不幸」だと思っている人…。「コンプレックス」を感じて生きている皆さん!人間、いや動物たちだって悩みをいっぱいかかえながら懸命に生きているんですよぉ~。だから小さいことを気にせずに楽しくいきましょう!そう、僕らはみんな生きている!生きているから楽しんだ!「ブタのなげき」は、ポジティブな生き方をおすすめするバラエティ番組です。
議事概要
事務局長よりあいさつの後、事務局長よりソフト工場の概要を説明した。その後、番組プロデューサーより番組概要を説明した。番組視聴後、稲岡委員長の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対して番組プロデューサーからの説明が行われた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行い、最後に次回開催日時と審議対象について説明して閉会となった。
委員の意見概要
- 切ない話は面白い。映像も良く再現ドラマも良くできていた。
- 切ないというキーワードでここまでのバラエティができるのかと感心した。今までになく良くできている。
- 子ブタの下の配線が見えていたが、せっかくセットが豪華だったので配線が出ないようにすれば良かった。
- 音楽が情景に合っていてよかった。またネタの長短、メリハリがよくて中だるみしていなくてよかった。
- サガテレビが作った感じではなく、全国向けに作られた感じがしてよくできていて面白かった。
- 展開の仕方もよく、だれかを不快にすることもなかったが、だれかを驚かすような部分も必要だったように思う。
- タレントも豪華でコメントもゴールデン向けで無難にまとめている感があった。もう一歩何か欲しかった。ただ、完成度は高くてよかった。
- ピーターラビットの話は知っているようで知らない、切ない話があるということでのっけから興味を持って視聴できた。
- アンタッチャブルとブタのイメージが合わなかった。MC役の設定のブタとゲストが会話している感があまりなく、果たしてブタを出す必要があったのかと思った。むしろ声を当てている本人をそのまま出したほうがよかったのではないかと思った。
- 使われているビックリ映像は、よくネットなどで見かける映像が多かったことが残念だった。もっと誰も見たことがないような映像を見たかった。
- 餃子の像が誤って壊されたシーンでは、何気ない風景の中で取り返しのつかない出来事を見せられ、自分でもひやりとした。
- 佐賀のせつないネタが一つぐらいはあってもよかったと思った。
- コンセプトを切ないと定めていたのは良かったが、逆にコンセプトから物事の結末が想像できて、テンポが単調になってしまっていた。予定調和にならずに意外性のある流れが欲しかった。
- 京都競馬場の大雪のレース中継は良かった。見えないことで想像力を掻き立てるものもある。
- 切なさといってもまだ救いのある切なさであった。
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