ライフ

life

2019.12.05

注目！キクイモのぽてんしゃる！

佐賀県内では、基山、三瀬、富士、唐津、伊万里、有田、嬉野などの中山間地で収穫されており、11月頃から直売所などで見かけるキクイモ。今回はキクイモのポテンシャルについてご紹介します。

キクイモの栄養価について本も出版されている、佐賀大学農学部講師の松本雄一さんに伺いました。

栄養価の高い他の野菜に比べ、イヌリン（水溶性食物繊維の一種）が豊富に含まれています。イヌリンは下記の様な効果が報告されています。

また、キクイモは名前に「イモ」と付きますが、キク科の植物のためゴボウに近い植物。100g当たりのカロリーを比較すると、ジャガイモは76カロリー、キクイモは35カロリーと低カロリーです。

キクイモの調理方法を、サガテレビ1F JONAI SQUARE CAFE シェフ 清田隆史さんに教えていただきました。

生でも、煮ても、焼いても、皮をむかずに簡単に調理ができます。
今回は、キクイモのきんぴらとキクイモのパウンドケーキ作っていただきました。

きんぴらは、食感を残すために煮込まずに炒めて味を染み込ませるのがポイント。
パウンドケーキには、一度蒸して柔らかくし、甘味を出したあとにペーストにしたものを使用したそうです。

キクイモは、産直売所などで多く取り扱われています。新鮮なキクイモを見分けるポイントは下記の通りです。

キクイモは水分が80%でそのままだと干からびてしまいます。新聞紙にくるみ、ビニール袋に入れ冷蔵庫で保存すると、2～3か月はもつそうです。

食べる量は、1日あたり生キクイモで100g。乾燥キクイモで20gが目安です。
個人差がありますが、食べすぎるとお腹がゆるくなることもあるので注意が必要です。