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2009.02.01

2009年2月

番組審議会だより(2009年2月)

期日

平成21年2月12日

出席委員

新井委員長・大原副委員長・上別府委員・佐藤委員・ 富吉委員・西依委員・水上委員・宮崎委員

欠席委員

今泉委員

審議番組

  • 番組名称 FNS九州8局共同制作 ドキュメント発見伝【鳥栖をサッカーのまちに~松本育夫・全力に悔いなし~】
  • 放送日時  平成21年2月8日(日)15時~15時55分 放送

議事概要

サガテレビでは、このほど第451回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。

 (番組内容)  
元サッカー日本代表、メキシコオリンピック銅メダリスト松本育夫氏・67歳は、6年前経営危機で解散寸前のサガン鳥栖に監督として就任。松本氏が佐賀行きを決意した理由は、佐賀に根付きかけたサッカー文化を育成したいというJリーグからの強い要請があったから。3年後現在の岸野氏に監督の座を譲り、自身はゼネラルマネージャーとしてチームを支えてきた。しかし、ここ一番の時、下位チームに負けるというチーム体力の弱さがあった。松本氏は「死に物狂いで立ち向かえば必ず夢は実現する」と選手たちを鼓舞し続けてきた。そんなチームが去年J1昇格の夢にあと一歩と迫り、天皇杯でも好成績をあげサポーターを熱狂させた。そして今年1月、悲願のJ1昇格を目標に松本氏は6年目の続投を決意した。夢実現に向け走り続ける氏の「全力で悔いない地域密着・サガン鳥栖」の足跡に迫る。

 

委員の意見概要

  • 地域の交流も描かれ、厳しい財政を抱えたGMの役割りも良く分ったが、 全体が単調な印象だった。
  • 松本さんはメキシコ五輪銅メダリストで、釜本選手と同時期に活躍した もの凄いスーパースターだったことを軸に、人間性を引っ張り出す構成でもよかった
  • 天皇杯がホームグラウンドで開催されることの意味の説明がほしかった     
  • 牛島さんと酒を交わすシーンは温かくてよかった
  • ラストシーンは2009年へ続くという余韻をもたせる終わり方が良かった
  • 爆発事故から復活された松本さんの言葉をもう少し聞きたかった
  • GMに専念できない苦労、地域にとけ込まれた様子、バッグ忘れなどの密着映像から 松本さんのチャーミングな一面を見ることができた   
  • ナレーターの声が良かった。サポーターや子どもたちの声も効果的に使われていた
  • 最後は、選手の入れ替えなどサポーターにとっては不安だらけのエンディングだった。 安心できる材料を入れてほしかった
  • 松本育夫の魅力は十分に表現されていたが、この人の情熱はどこからくるのか 分からなかった
  • カメラ視線に愛情や優しさを感じた、風呂で吉報の電話に喜ぶ松本さんの人間らしい 映像など、カメラアングルが魅力的だった。
  • サッカーの試合経過は時系列に並べられ分りやすかった
  • 松本さんの魅力的な人柄、地域とのつながりがよく出ていた
  • 経済基盤の弱い地域環境で、プロサッカーチームを続ける難しさを表現すると 松本さんの本当の悩み、苦労が描けたと思う
  • この番組を通して、サガン鳥栖のおかれた特殊な環境と松本さんの苦労に、 佐賀県全体が少しでも関心を持ってくれたら良いと思う  
  • 5年前、経営難に陥ったサガン鳥栖の当時を入れ、惨憺たる状況から脱却した 現在と比較したら番組にメリハリがついた
  • 鳥栖7万人のサポートには限界があるので、佐賀県全体でサポートして続ける 方法を、何か提起する終わり方にして欲しかった
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