2020/05/20 (水) 18:00

お伝えしていますように日本高野連は20日、8月に予定されていた夏の甲子園大会を中止すると発表しました。

一方、県内の球児たちからはため息が漏れていました。20日も練習に汗を流していました。
久保選手：「この夏の甲子園に出場することを考えてやってきたので、悔しいというかやりたかったという気持ちが強いです」
佐賀市の佐賀北高校野球部。2007年には劇的な全国制覇を果たした県内屈指の強豪校です。今年は2年連続の夏の甲子園出場を目指し、日々練習に励んでいましたが、春の選抜大会に続き、戦後初めてとなる異例の中止を受け、監督や選手たちは…。

本村祥次監督：「生徒たちにとって言葉に言い表せないくらい悔しさがあると思うので、私の方から言葉をかけるということは本当にどんな言葉をかければいいんだろうというのが率直な気持ちなのでしっかりこれから生徒に寄り添っていくことしかないのかなと考えている」
久保選手：「（甲子園は）高校野球を始めて、目標であって、それがあるからみんなが厳しい時は厳しく頑張れる舞台であると思います。代わりの大会があるならしっかりその大会に向けて準備して、そこに向けて全力で今までと変わらずやっていきたい。（代わりの大会を）開催してほしいと思います」

県内では7月に予選となる県大会が予定されていて、代わりとなる大会を望む声もありますが、県高野連は「現時点ではすべて未定」としています。