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災害の記憶~初めて県内に特別警報が出された西日本豪雨 土砂に襲われた基山町丸林地区

2020/10/07 (水) 19:00

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県内の災害の被災者の体験を聴く、災害私の記憶。2年前、初めて県内に特別警報が出された西日本豪雨で、基山町の丸林地区は土砂に襲われました。
いまだ災害の爪痕も残るなか多くの住民が生活しています。

2018年7月6日丸林地区を豪雨が襲った
大久保敏幸さん:「この道をですよ。山から水がずっと流れて、土石流となって家屋の中に流れ込んで押し流したということですね」
大久保敏幸さん:「夕方6時ちょっと前やったかな。連絡があってから、この地区が災害で大変なことになっているということで、駆け付けて」
土砂は向かいの家を襲っていた
大久保敏幸さん:「家の中は土砂とか転石とかでごちゃごちゃでしたね」

住人は避難してけがはなかった
丸林地区は住民100人ほどが避難
民家2軒が全壊半数の家に土砂が流入した
住民たちはボランティアの力を借りて復旧に取り組んだ
大久保さんの家は休憩所として提供された

大久保敏幸さん:「やっぱり知り合いだから駆け付けて、除去活動に励んでいただいて、頭の下がる思いですね。嬉しいですね。うん、嬉しいです。感謝してますね」
住民は普通の生活を取り戻したが災害の爪痕は今も残ったまま
全壊した家は取り壊され災害対策が進められる
大久保敏幸さん:「佐賀県の方から発注されて、治山(ちさん)ダムですねコンクリートとかでダムを作って、土石流を止めるというか、そのような工事をされています」「既存の住宅に被害が及ばないように工事をしていただくのは大変ありがたいことだと思っています」

災害から2年不安は-
大久保敏幸さん:「ここで生まれ育ってですよ、今のところ私の家は何も被害がないから、このままで大丈夫かなと安易な気持ちもありますけど、生まれ育った場所はいつまで経っても離れたくはないですね」

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