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得意の「面」で県勢悲願の初優勝を 龍谷高校剣道部1年 小川ななさん【佐賀県】
2022/04/06 (水) 18:30

2024年10月に佐賀で開催される国民スポーツ大会で活躍が期待される龍谷高校の1年生を紹介します。剣道競技、少年女子で県勢悲願の初優勝を狙います。
【リポート・波佐間崇晃】
「数々の栄冠を手にしてきた龍谷高校剣道部です。剣道場には多くの賞状が飾られています。部員の中に国スポに向けて活躍が期待されている選手がいます」
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「面のスピードだけは、一番強いと思っています。抜けるまでの移動を速くしようと意識しています」
龍谷高校剣道部の1年生、小川ななさん(神埼市)。
剣道を始めたのは3歳でした。小学6年生の時には団体の選手として出場した全国大会で優勝。現在は2024年に佐賀県で開催される国民スポーツ大会、国スポに向けた県の強化指定選手8人に選ばれています。
【龍谷高校3年 新田七乃葉さん】
「小川さんは話しやすい感じです。普段はすごい明るいんですけど、剣道の時はすごい真面目」
【龍谷高校3年 土井清佳主将】
「構えを崩さないことが一番すごいなという風に思います。自分も学べるし、そこらへんはすごい良い刺激です」
小川さんが得意とするのは「面」。
これまでの試合でも、ここぞいうときには、「面」で一本を取ってきました。
【小川さん】
「構えている時の体の軸をぶらさずに、ぶれないようにそのまま面を打つ」
小川さんの特長は、構えの美しさと、面を打って、残心(ざんしん)と呼ばれる打ち終わりまで体勢が崩れないこと。
指導する西村慶士郎監督は、「体の軸の強さ」を高く評価します。
【龍谷高校 西村慶士郎監督】
「小川さんは体がぶれない。体がぶれてしまうと、その分打ち出しの最初の動作だとか、相手から崩されてから技を出せば、それは相手に読まれてる技になる」
県勢の少年女子は、2014年の長崎国体でのベスト4が最高。2024年の国スポでは、それ以上の成績を目指します。
監督も認める体の軸の強さ。その秘密は、学校での稽古から帰ったあと、自宅での自主トレです。まずは小学3年生から続けているランニング。5キロほど、約50分走ります。
さらにタイヤ打ちは1日500回。一振り一振り、大きく振りかぶり、強く打つことを心掛けています。
【小川さん】
「意識しているのは、手首を使って強く打つことです。力強く打つことができる」
この春から高校生になった小川さん。今後、全国の舞台で勝ち抜くためには、得意とする「面」を、より生かせる試合の組み立てがポイントです。そこで今、面以外の攻撃の精度を上げて、技の引き出しを増やす稽古をしています。
この日は試合形式で土井主将と対戦しました。手前の小川さんは小手を狙いに行きますが…。面を打たれ1本奪われます。
【西村監督】
「いろんな仕掛け方、相手の崩し方、そういった引き出しが増えれば、彼女の得意技である面が更に生きてくる」
小川さんは附属の龍谷中学校に通っていましたが、同学年の剣道部員は小川さん1人でした。それがこの春からは同学年のライバル、大和中学校出身の楢橋優那さんがチームメイトになります。
小川さんと楢橋さんは小学校と中学校でもしのぎを削ってきました。小川さんにとってはこのライバルの存在が更なる発奮材料になっています。
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「楢橋さんと一緒に剣道できることがまずうれしい。ライバルだから彼女よりも努力しないといけないと思います」
国スポまで2年半あまり。県勢の少年女子、悲願の初優勝に向けて、切磋琢磨が続きます。
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「国スポでは佐賀の強い人たちが集まって一緒に剣道ができるので、力を合わせて優勝したいなと思います」
【リポート・波佐間崇晃】
「数々の栄冠を手にしてきた龍谷高校剣道部です。剣道場には多くの賞状が飾られています。部員の中に国スポに向けて活躍が期待されている選手がいます」
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「面のスピードだけは、一番強いと思っています。抜けるまでの移動を速くしようと意識しています」
龍谷高校剣道部の1年生、小川ななさん(神埼市)。
剣道を始めたのは3歳でした。小学6年生の時には団体の選手として出場した全国大会で優勝。現在は2024年に佐賀県で開催される国民スポーツ大会、国スポに向けた県の強化指定選手8人に選ばれています。
【龍谷高校3年 新田七乃葉さん】
「小川さんは話しやすい感じです。普段はすごい明るいんですけど、剣道の時はすごい真面目」
【龍谷高校3年 土井清佳主将】
「構えを崩さないことが一番すごいなという風に思います。自分も学べるし、そこらへんはすごい良い刺激です」
小川さんが得意とするのは「面」。
これまでの試合でも、ここぞいうときには、「面」で一本を取ってきました。
【小川さん】
「構えている時の体の軸をぶらさずに、ぶれないようにそのまま面を打つ」
小川さんの特長は、構えの美しさと、面を打って、残心(ざんしん)と呼ばれる打ち終わりまで体勢が崩れないこと。
指導する西村慶士郎監督は、「体の軸の強さ」を高く評価します。
【龍谷高校 西村慶士郎監督】
「小川さんは体がぶれない。体がぶれてしまうと、その分打ち出しの最初の動作だとか、相手から崩されてから技を出せば、それは相手に読まれてる技になる」
県勢の少年女子は、2014年の長崎国体でのベスト4が最高。2024年の国スポでは、それ以上の成績を目指します。
監督も認める体の軸の強さ。その秘密は、学校での稽古から帰ったあと、自宅での自主トレです。まずは小学3年生から続けているランニング。5キロほど、約50分走ります。
さらにタイヤ打ちは1日500回。一振り一振り、大きく振りかぶり、強く打つことを心掛けています。
【小川さん】
「意識しているのは、手首を使って強く打つことです。力強く打つことができる」
この春から高校生になった小川さん。今後、全国の舞台で勝ち抜くためには、得意とする「面」を、より生かせる試合の組み立てがポイントです。そこで今、面以外の攻撃の精度を上げて、技の引き出しを増やす稽古をしています。
この日は試合形式で土井主将と対戦しました。手前の小川さんは小手を狙いに行きますが…。面を打たれ1本奪われます。
【西村監督】
「いろんな仕掛け方、相手の崩し方、そういった引き出しが増えれば、彼女の得意技である面が更に生きてくる」
小川さんは附属の龍谷中学校に通っていましたが、同学年の剣道部員は小川さん1人でした。それがこの春からは同学年のライバル、大和中学校出身の楢橋優那さんがチームメイトになります。
小川さんと楢橋さんは小学校と中学校でもしのぎを削ってきました。小川さんにとってはこのライバルの存在が更なる発奮材料になっています。
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「楢橋さんと一緒に剣道できることがまずうれしい。ライバルだから彼女よりも努力しないといけないと思います」
国スポまで2年半あまり。県勢の少年女子、悲願の初優勝に向けて、切磋琢磨が続きます。
【龍谷高校1年 小川ななさん】
「国スポでは佐賀の強い人たちが集まって一緒に剣道ができるので、力を合わせて優勝したいなと思います」
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