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「メダルが金色になるよう頑張ります」 テコンドー世界選手権銅メダルの高校生 その素顔と目標【佐賀県】

2023/06/21 (水) 18:17

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シリーズ「かちスポ」今回は「テコンドー」です。
6月に行われた世界選手権で佐賀市の高校生が銅メダルを獲得しました。日本人初の世界王者となった濱田真由さん以来、8年ぶりの快挙を成し遂げた17歳の素顔を追いました。

【岡本留佳さん】
「テコンドーは蹴り技がたくさんあってすごいかっこよくて綺麗」

「テコンドー」別名「足のボクシング」と呼ばれる競技で、華麗な足技を特徴とし、国内外での競技人口は7000万人とも言われています。
そのテコンドーで世界3位に輝いた女子高校生が佐賀市にいます。
佐賀工業高校建築科の3年に在籍し、真剣なまなざしで授業に臨むのは岡本留佳さん17歳。
先日、アゼルバイジャンで行われた世界大会女子46キロ級で見事銅メダルを獲得、世界3位になりました。

2015年に日本人初の世界1となった濱田真由さん以来8年ぶりのメダル獲得の快挙。
一方、学校の友人は・・・

【同級生】
「普段はめちゃくちゃ面白いです。面白くしようとしなくても喋ってること全部面白い」
【同級生】
「『全然世界3位に見えない』とかいい意味でオーラが無い」

【岡本留佳さん】
「いつも動画で見てる大会だったので、まさか自分がメダルを取れるなんて思ってなかったので、メダルマッチで勝った時はもう本当に嬉しかった」

幼い頃から岡本さんと共にテコンドーをする指導者の濱田一誓さんは岡本さんの強みをこう語ります。

【濱田一誓さん】
「彼女のスピードと感覚が日本人の中でずば抜けていると感じます。当てる感覚ですかね。相手の攻撃に合わせてするカウンターのタイミングとか」

岡本さんがテコンドーを始めたきっかけは・・・

【岡本留佳さん】
「元々お母さんがやってて、その練習風景を見て練習について行ったんですけど、それを見てるうちに自分もやりたいなって思って」

【岡本百合子さん】
「家族でテコンドーが大好きで自分も減量したり、きつい練習をしてきたのでその点でもすごく分かる部分も女性としてあるので」

3歳のころから母に教わり、濱田真由さんとともに技術を磨き「テコンドーが嫌いになったことはない」という岡本さんですが、大会前の減量だけではきついといいます。

【同級生】
「めちゃくちゃストイックで。皆がおいしい弁当とか食べてる時も1人だけサラダチキン食べてます」

しかし、本当は食べることが大好きだという岡本さん。

【岡本さん】
「海外にいて、減量している時は毎回牛丼が食べたくなるんで、帰ってきたらすき家に行きます。」

強さと美しさを兼ね備えさらに食欲も旺盛な岡本留佳さん。
一方で、先日の世界大会で課題が見えたといいます。

【岡本留佳さん】
「準決勝でクロアチアの選手に負けた時に感じたのは、相手の方が足腰がしっかりしていて自分の蹴りが届かなかったというか押されてる感じが多かったので、もう少しウエイトとか下半身を鍛えるトレーニングが必要かなと思いました」
常に先を見据える岡本さんの目標とは・・・

【岡本留佳さん】
「アジア大陸予選に出場して優勝してパリオリンピックに出場することその4年後のロサンゼルスオリンピックで金メダル」

「オリンピックで金メダル」この目標は小学生の頃から変わっていません。

【岡本さん幼少期】
「真由選手みたいになりたいです。オリンピックで優勝したいです」

【岡本さん】
「次はこのメダルの色が金色になるように頑張ります」
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