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「結果で期待に応えたい」国スポでの活躍に期待 トライアスロン松本文佳選手に密着【佐賀県】
2024/05/08 (水) 18:40
シリーズでお伝えしているかちスポ。水泳、自転車、ランニング、3つの競技に連続で挑む過酷なレース内容で知られるトライアスロン。国スポでの活躍が期待される女性トライアスロン選手を取材しました。
【松本文佳さん】
「趣味がトライアスロンであったり、今はもう本業としてやらさせてもらう中で、考えてみたら24時間ほとんどトライアスロンのことを考えてる」
佐賀平野をロードバイクで駆け抜ける松本文佳さん28歳。
佐賀市のIT企業、木村情報技術に所属するプロのトライアスロン選手です。2年前のとちぎ国体では全国3位の成績を残すなど、日本でもトップクラスの実力の持ち主。その実力を支えるのは1日に6、7時間におよぶトレーニングです。
【松本文佳さん】
「1週間に6日は練習します、で1日の練習も必ず2種目以上取り入れるように。休憩時間を置かずに次のトレーニングに移ることで、やっぱり慣れっていうものは1番大きなところ」
トライアスロンは水泳、自転車、ランニングの3種目に連続で挑む競技。大会によって距離は異なりますがオリンピックでは水泳1.5キロ、自転車40キロ、ラン10キロの合わせて51.5キロで競います。
【松本文佳さん】
「大変だなって思う時は、水泳で例えば上半身がかなり疲れてる状態でランニングに入った時、足はフレッシュだけどなんか腕振りがすごくしんどい」
またレースでは海で泳ぐこともあるなど、自然との闘いも特徴ですが、その過酷さも魅力といいます。
【松本文佳さん】
「海とかになってくると海流が発生したりとか、気象条件で風が吹いてていたりとか」
【松本文佳さん】
「単体種目ではこう味わえない若干違う辛さを感じれるとこも、ある意味魅力だと思います」
辛さを原動力に高いモチベーションを維持する松本さんですが、トライアスロンとの出会いは中学校に入学した頃、意外なきっかけでした。
【松本文佳さん】
「(地元に)トライアスロンチームができるよってお声がけをいただいて、元々陸上がやりたかったのに(陸上部が中学校に)なかったので、陸上の代わりになるっていうことが大きな意味合いで」
陸上の“代わり”にはじめたトライアスロンでしたが、未経験の水泳がのめり込むきっかけになります。
【松本文佳さん】
「私意外と泳げないじゃんっていう。でもなんか泳げない、できないことができるようになっていくっていうことが、その当時はすごく自分にとって刺激的なことだった」
苦手な水泳をバネにし、16歳で年齢別の世界大会で優勝。
【松本文佳さん】
「プロの選手とかは海外転戦をしてるっていう話を(10代で)聞いたり、実際間近で見させてもらって、私も海外でやってみたいっていうのが」
22歳までは地元・京都で競技に打ち込んでいた松本さんですが、2019年に憧れの海外に挑戦、ひとりシドニーに渡ります。
ビザの関係で滞在は1年間のみ、帰国後の道を決めていなかった松本さんが縁のなかった佐賀行きを決めたのは…
【松本文佳さん】
「佐賀県が(国スポにあわせて)トライアスロンの選手を探しているっていうことで。1番最初に声かけてもらったところが多分縁が繋がるところだって勝手に思っていた」
一番に声をかけてくれたことに縁を感じて帰国後すぐ佐賀に。世間はコロナ禍に見舞われていた頃でした。
【松本文佳さん】
「(コロナ禍で)社会的にはいろんなものがストップした中ではあったんですけど、逆にそれが私にとってとてもいい準備期間になった」
コロナ禍を前向きに捉えて競技に打ち込んだ松本さん、佐賀に来て新たに挑戦していることも。
【松本文佳さん】
「朝スイムっていうものを、いわゆる就業前の時間帯で、朝泳いでから仕事に入るっていう活動をさしてもらったり」
朝1時間ほど行う社内部活「朝スイム」。プロの視点が入る練習に水泳経験者の同僚も舌を巻きます。
【朝スイム参加者 合田さん】
「メニューの組み方がもう絶妙にきつい。それが一番ですね。よかったなって思います、引っ張ってくださるコーチがいて楽しい」
ときにはオフィスで事務作業もこなす松本さん。応援してくれる同僚と過ごせる貴重な時間です。
【松本文佳さん】
「来て思ったことは、皆さんすごく応援してくれる嬉しいんですけど、なんかびっくりこんなに応援してもらえるのが逆に自分にとって初めて過ぎたので」
この秋に国スポの開催を控えた今、松本さんは結果で周りの期待に応えたいと話します。
【松本文佳さん】
「天皇杯、皇后杯を獲得(団体優勝)、個人でも優勝できるように頑張ります。私が佐賀に来てくれてよかったって思えるようなレースができるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします」
【松本文佳さん】
「趣味がトライアスロンであったり、今はもう本業としてやらさせてもらう中で、考えてみたら24時間ほとんどトライアスロンのことを考えてる」
佐賀平野をロードバイクで駆け抜ける松本文佳さん28歳。
佐賀市のIT企業、木村情報技術に所属するプロのトライアスロン選手です。2年前のとちぎ国体では全国3位の成績を残すなど、日本でもトップクラスの実力の持ち主。その実力を支えるのは1日に6、7時間におよぶトレーニングです。
【松本文佳さん】
「1週間に6日は練習します、で1日の練習も必ず2種目以上取り入れるように。休憩時間を置かずに次のトレーニングに移ることで、やっぱり慣れっていうものは1番大きなところ」
トライアスロンは水泳、自転車、ランニングの3種目に連続で挑む競技。大会によって距離は異なりますがオリンピックでは水泳1.5キロ、自転車40キロ、ラン10キロの合わせて51.5キロで競います。
【松本文佳さん】
「大変だなって思う時は、水泳で例えば上半身がかなり疲れてる状態でランニングに入った時、足はフレッシュだけどなんか腕振りがすごくしんどい」
またレースでは海で泳ぐこともあるなど、自然との闘いも特徴ですが、その過酷さも魅力といいます。
【松本文佳さん】
「海とかになってくると海流が発生したりとか、気象条件で風が吹いてていたりとか」
【松本文佳さん】
「単体種目ではこう味わえない若干違う辛さを感じれるとこも、ある意味魅力だと思います」
辛さを原動力に高いモチベーションを維持する松本さんですが、トライアスロンとの出会いは中学校に入学した頃、意外なきっかけでした。
【松本文佳さん】
「(地元に)トライアスロンチームができるよってお声がけをいただいて、元々陸上がやりたかったのに(陸上部が中学校に)なかったので、陸上の代わりになるっていうことが大きな意味合いで」
陸上の“代わり”にはじめたトライアスロンでしたが、未経験の水泳がのめり込むきっかけになります。
【松本文佳さん】
「私意外と泳げないじゃんっていう。でもなんか泳げない、できないことができるようになっていくっていうことが、その当時はすごく自分にとって刺激的なことだった」
苦手な水泳をバネにし、16歳で年齢別の世界大会で優勝。
【松本文佳さん】
「プロの選手とかは海外転戦をしてるっていう話を(10代で)聞いたり、実際間近で見させてもらって、私も海外でやってみたいっていうのが」
22歳までは地元・京都で競技に打ち込んでいた松本さんですが、2019年に憧れの海外に挑戦、ひとりシドニーに渡ります。
ビザの関係で滞在は1年間のみ、帰国後の道を決めていなかった松本さんが縁のなかった佐賀行きを決めたのは…
【松本文佳さん】
「佐賀県が(国スポにあわせて)トライアスロンの選手を探しているっていうことで。1番最初に声かけてもらったところが多分縁が繋がるところだって勝手に思っていた」
一番に声をかけてくれたことに縁を感じて帰国後すぐ佐賀に。世間はコロナ禍に見舞われていた頃でした。
【松本文佳さん】
「(コロナ禍で)社会的にはいろんなものがストップした中ではあったんですけど、逆にそれが私にとってとてもいい準備期間になった」
コロナ禍を前向きに捉えて競技に打ち込んだ松本さん、佐賀に来て新たに挑戦していることも。
【松本文佳さん】
「朝スイムっていうものを、いわゆる就業前の時間帯で、朝泳いでから仕事に入るっていう活動をさしてもらったり」
朝1時間ほど行う社内部活「朝スイム」。プロの視点が入る練習に水泳経験者の同僚も舌を巻きます。
【朝スイム参加者 合田さん】
「メニューの組み方がもう絶妙にきつい。それが一番ですね。よかったなって思います、引っ張ってくださるコーチがいて楽しい」
ときにはオフィスで事務作業もこなす松本さん。応援してくれる同僚と過ごせる貴重な時間です。
【松本文佳さん】
「来て思ったことは、皆さんすごく応援してくれる嬉しいんですけど、なんかびっくりこんなに応援してもらえるのが逆に自分にとって初めて過ぎたので」
この秋に国スポの開催を控えた今、松本さんは結果で周りの期待に応えたいと話します。
【松本文佳さん】
「天皇杯、皇后杯を獲得(団体優勝)、個人でも優勝できるように頑張ります。私が佐賀に来てくれてよかったって思えるようなレースができるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします」
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