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嬉野市で入湯税の増額などを検討 増額による影響などについて意見交わす【佐賀県】

2024/09/11 (水) 18:40

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温泉に入る客が支払う入湯税の増額などを検討する委員会が初めて行われ、増額による影響などについて意見を交わしました。

【嬉野市 早瀬宏範副市長】
「経済活動を通じて市民の皆さんに豊かさを感じることによって、よりまたですね、この嬉野の“観光まちづくり”のために力を出していこうという」

嬉野市では現在、宿泊客から150円、日帰り客から50円徴収している入湯税の増額について議論する、検討委員会が10日に初めて行われました。
委員会には地元の観光協会の会長など10人が参加し、冒頭で村上大祐嬉野市長が「市民のためにも“観光まちづくり”を進めたい」と話しました。
入湯税は観光施設の整備や源泉の保護などに使われているということで、人口が減る中、財源を確保する必要があると市側が説明しました。

【嬉野市 早瀬宏範副市長】
「温泉街のハード面の整備であったりとか、温泉の保護という面についてもですね、安定的な財源ということをもって対応してまいりたい」

【委員からの声】
「入湯税は何のために払っているんだと、特にインバウンドの方は疑問に思ってらっしゃる方もいるので」

委員からは理解を示す一方、入湯税を主に支払うことになる観光客に何のための税負担か理解してもらう必要がある、という声や、増額によるイメージの悪化を懸念する声などもあがりました。

【嬉野温泉観光協会 山口剛会長】
「リピート客を増やすのが一番先決なんで、お客様にいかに満足していただけるか、(増税の)目的と結果をですよ、お客様に明確に示せたらお客様の方も安心してご理解していただけるんじゃないか」

次の委員会は年内に開かれる予定で、市は今年度中に具体的な案について意見を交わし、来年度中の増額を目指したいとしています。
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