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27年間愛されてきたパン屋「焼きたてパンの店バケット」最後の日に密着【佐賀県伊万里市】
2024/11/06 (水) 18:40

伊万里市で長年多くの人に愛されてきたパン屋が惜しまれながら店を閉めました。
店での手作りにこだわり続けた27年。最後の日もいつもと変わらず夜中からパンを作った店主たちの姿を追いました。
闇夜にただ一つ明かりが灯るのは伊万里市で長年愛されてきた「焼きたてパンの店バケット」。1997年に駅近くにオープンし、その後、立花町のスーパーの一角に店を構え、27年間、家族で協力しながら続けてきました。
次々とパンの仕込みを並行して行うのは店主・浦川洋記さん67歳です。
【浦川洋記さん】
「きょうは0時。ほぼ(毎日)0時、遅くても1時くらいまでには来る」
夕方6時に店を閉め、6時間後には、再び厨房に立ちます。
【浦川洋記さん】
「一人で全部手作りなので間に合いません」
10代からパン作りにかかわっていた浦川さん。同じくパン作りに携わっていた妻直子さんと結婚後、大手製パン工場などを経て独立しました。
サンドイッチなどの調理パンを担当するのは妻の直子さんです。直子さんも種類豊富な調理パンの準備を手を休めることなく進め、ショーケースいっぱいに並べます。
【浦川直子さん】
「玉ねぎとレタス・・これあっさりしてるんですけど美味しいです。甘いのが苦手な人にはいいですね」
お客さんの要望に応え、今では、約100種類のパンを2人で手がけているといいます。
【浦川直子さん】
「一番美味しいと言っていただいて、まだ作っていたいと思うが、やっぱり歳には勝てない」
【浦川洋記さん】
「体力的なもの・・もうちょっと身体を今からゆっくり休めたいかなと思って」
多くの人に自慢のパンを食べてもらいたいという思いや、客からの「長く続けてほしい」という声にはげまされ、ここまで続けてきた浦川さんですが寄る年波にはかないませんでした。
これまでつくってきた人気の商品がほんのり甘い「牛乳食パン」と、可愛い見た目の大きなあんパン。最終日も予約が入っていました。
開店までノンストップで仕込みをする浦川さん夫婦。ハードなスケジュールですが、開店時間の朝7時に必ず間に合わせます。
【浦川洋記さん】
「朝ごはんとか食事というか、ちょっとお腹を満たすために台所の代わりに使ってもらったらいいかなと思って」
仕込みをするのもこの日が最後です。
【浦川洋記さん】
「やり切ったという気持ちがある。自分のいつもの仕事をしている感じだからあまり(実感が)わかないというか最後という感じがしない」
【浦川直子さん】
「よく自分でも頑張ってきたなと思う。店休日なしでいっとき頑張っていたので・・・」
開店前には娘の一実さんも出勤し、一緒に手伝います。
【黒岩一実さん】
「中学2年生から(手伝っている)開店当初からずっといます。(両親の働き方は)真似できない・・・」
ついに最終日。バケットの最後のパンを味わおうと開店と同時にお店のファンが・・・
【お客さん】
「今日が最後と聞いたので、早めに行かないと(パンが)ないよねと言いながら起きてすぐ来ました」
「昨日主人が仕事前に来たんですけど、8時過ぎにはもうなかったって。もう二度と行けないと思ったらやっぱり今日行っておかないとと思って来た」
幼い頃から食べてきた懐かしい味を惜しむ人も・・・
【お客さん】
「ここに育てられたような感じです。母がよく買ってきてくれていたのでなくなると寂しい気持ちでいっぱいです」
「買占めです。これが大好きだった。ガキのころからこれやった」
夜中から仕込み始め、商品棚いっぱいに陳列されていたパンは約2時間半で完売しました。
【お客さん】
「本当にみんなから愛されているパン屋さんですし、本来であればここにずっと残ってほしかった」
パンがなくなってもお客さんの流れは途切れません。
【お客さん】
「もう残ってないですね」
「最後だから何かあったら買おうかなと思ってね。今日は全部売れてしまってね」
予約していたパンを受け取った人は・・・
【お客さん】
「キャンセルが一件だけあったから予約できますと言われて(買えたから)よかった。もうこういうパンは食べられないから。最後だからと思って」
常連客からはたくさんの花が贈られました。
【伊万里商工会議所】
「せっかくおいしいパン屋さんだったので残念な気持ちでいっぱいですけど、お疲れ様でしたと・・・」
今日まで毎日パンの香りに包まれていた店内が、閉店するこの日は徐々に花の香りに移り変わり・・・
夕方5時半、27年間の歴史に幕を下ろしました。
【浦川洋記さん】
「きついながらでも一生懸命パンを作ってきたので、やっぱりこのパンにかけての思いは他人には負けないつもり。本当にありがとうございました」
店での手作りにこだわり続けた27年。最後の日もいつもと変わらず夜中からパンを作った店主たちの姿を追いました。
闇夜にただ一つ明かりが灯るのは伊万里市で長年愛されてきた「焼きたてパンの店バケット」。1997年に駅近くにオープンし、その後、立花町のスーパーの一角に店を構え、27年間、家族で協力しながら続けてきました。
次々とパンの仕込みを並行して行うのは店主・浦川洋記さん67歳です。
【浦川洋記さん】
「きょうは0時。ほぼ(毎日)0時、遅くても1時くらいまでには来る」
夕方6時に店を閉め、6時間後には、再び厨房に立ちます。
【浦川洋記さん】
「一人で全部手作りなので間に合いません」
10代からパン作りにかかわっていた浦川さん。同じくパン作りに携わっていた妻直子さんと結婚後、大手製パン工場などを経て独立しました。
サンドイッチなどの調理パンを担当するのは妻の直子さんです。直子さんも種類豊富な調理パンの準備を手を休めることなく進め、ショーケースいっぱいに並べます。
【浦川直子さん】
「玉ねぎとレタス・・これあっさりしてるんですけど美味しいです。甘いのが苦手な人にはいいですね」
お客さんの要望に応え、今では、約100種類のパンを2人で手がけているといいます。
【浦川直子さん】
「一番美味しいと言っていただいて、まだ作っていたいと思うが、やっぱり歳には勝てない」
【浦川洋記さん】
「体力的なもの・・もうちょっと身体を今からゆっくり休めたいかなと思って」
多くの人に自慢のパンを食べてもらいたいという思いや、客からの「長く続けてほしい」という声にはげまされ、ここまで続けてきた浦川さんですが寄る年波にはかないませんでした。
これまでつくってきた人気の商品がほんのり甘い「牛乳食パン」と、可愛い見た目の大きなあんパン。最終日も予約が入っていました。
開店までノンストップで仕込みをする浦川さん夫婦。ハードなスケジュールですが、開店時間の朝7時に必ず間に合わせます。
【浦川洋記さん】
「朝ごはんとか食事というか、ちょっとお腹を満たすために台所の代わりに使ってもらったらいいかなと思って」
仕込みをするのもこの日が最後です。
【浦川洋記さん】
「やり切ったという気持ちがある。自分のいつもの仕事をしている感じだからあまり(実感が)わかないというか最後という感じがしない」
【浦川直子さん】
「よく自分でも頑張ってきたなと思う。店休日なしでいっとき頑張っていたので・・・」
開店前には娘の一実さんも出勤し、一緒に手伝います。
【黒岩一実さん】
「中学2年生から(手伝っている)開店当初からずっといます。(両親の働き方は)真似できない・・・」
ついに最終日。バケットの最後のパンを味わおうと開店と同時にお店のファンが・・・
【お客さん】
「今日が最後と聞いたので、早めに行かないと(パンが)ないよねと言いながら起きてすぐ来ました」
「昨日主人が仕事前に来たんですけど、8時過ぎにはもうなかったって。もう二度と行けないと思ったらやっぱり今日行っておかないとと思って来た」
幼い頃から食べてきた懐かしい味を惜しむ人も・・・
【お客さん】
「ここに育てられたような感じです。母がよく買ってきてくれていたのでなくなると寂しい気持ちでいっぱいです」
「買占めです。これが大好きだった。ガキのころからこれやった」
夜中から仕込み始め、商品棚いっぱいに陳列されていたパンは約2時間半で完売しました。
【お客さん】
「本当にみんなから愛されているパン屋さんですし、本来であればここにずっと残ってほしかった」
パンがなくなってもお客さんの流れは途切れません。
【お客さん】
「もう残ってないですね」
「最後だから何かあったら買おうかなと思ってね。今日は全部売れてしまってね」
予約していたパンを受け取った人は・・・
【お客さん】
「キャンセルが一件だけあったから予約できますと言われて(買えたから)よかった。もうこういうパンは食べられないから。最後だからと思って」
常連客からはたくさんの花が贈られました。
【伊万里商工会議所】
「せっかくおいしいパン屋さんだったので残念な気持ちでいっぱいですけど、お疲れ様でしたと・・・」
今日まで毎日パンの香りに包まれていた店内が、閉店するこの日は徐々に花の香りに移り変わり・・・
夕方5時半、27年間の歴史に幕を下ろしました。
【浦川洋記さん】
「きついながらでも一生懸命パンを作ってきたので、やっぱりこのパンにかけての思いは他人には負けないつもり。本当にありがとうございました」
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