2024/11/28 (木) 18:40

さまざまな分野で功績を残した人に贈られる、秋の叙勲と褒章に県内からあわせて56人が選ばれ、28日に伝達されました。

伝達式には、地方自治や保健衛生、教育・保育などの分野で功績を残した、秋の叙勲と褒章の受章者16人が出席しました。
受章者には1人1人に勲記と勲章、そして章記と褒章が手渡されました。
旭日小綬章を受章した前田和馬さんと、瑞宝単光章を受章した山口弘子さんが「これまでに職務を全うできたのは、ひとえに関係各位の温かい指導と援助のたまもの」と感謝を述べました。
受章者のうち、旭日双光章を受章した宮崎八朗さん77歳は、地区の歯科医師会の役員を歴任したほか、現在も小中学校、高校の学校歯科医を務めています。

【元鹿島・藤津地区歯科医師会会長旭日双光章・宮崎八朗さん（77）】
「酒飲んでも、酔っぱらっても、1日も（診療を）休んだことはない。もうただひたすら歯医者をやってきただけ。こんな名誉なことはない」

また藍綬褒章を受章した副島素子さん71歳は、唐津市で50年にわたり保育士そして園長として、子供たちの笑顔を守り続けています。

【幼保連携型認定こども園虹の森こども園園長藍綬褒章・副島素子さん（71）】
「最高の幸せ。これからも子供たちが輝ける1日1日を過ごせるように職員一同みんなで笑顔いっぱいの園づくりに務めたい」

この秋、県内からは叙勲に44人、褒章に12人が選ばれています。