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「NUMO玄海交流センター」開所 文献調査に関する住民との対話活動拠点に【佐賀県】

2025/04/08 (火) 18:22

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高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、文献調査に関する地域住民との対話活動の拠点となる「NUMO玄海交流センター」が玄海町に開所しました。

高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」最終処分場の選定をめぐっては、去年6月から玄海町を対象とした文献調査が進められています。

【川浪】
「NUMO玄海交流センターは国道沿いにあり、元々飲食店だった場所に立地しています。座席やテーブルは飲食店のものがそのまま利用されています」

8日開所したNUMO玄海交流センター。
文献調査の主体原子力発電環境整備機構NUMOの「対話活動の拠点」となる場所です。

【玄海町 脇山伸太郎町長】
「玄海町がこうして手をあげて、次の呼び水という形で文献調査を受けさせていただいている」

開所式には玄海町の脇山伸太郎町長や資源エネルギー庁の関係者など約20人が出席しました。

【NUMO 山口彰理事長】
「玄海町の場で交流センターを拠点に地域の皆さまとの関係を一層深めてまいりたい」

【川浪】
「センターには高レベル放射性廃棄物いわゆる核のごみの実物と同じ大きさの模型が展示されています。県内での展示はここだけだということです」

センターには高レベル放射性廃棄物を地下に埋める「地層処分」に関する資料やパネルなどが展示されています。
またセンターに常駐する5人の職員が、文献調査の方法や進捗状況などについて訪れた地域住民に説明するということです。

【NUMO玄海交流センター 橋口久徳所長】
「広く町民の方に知っていただくということを基本に取り組んでいきたい。活動を少しでも皆さんに広めていく、理解していただく、そして信頼を得ることだと思っている」

NUMO玄海交流センターは平日の午前10時から午後5時まで開いています。
また4月17日には町内で初めての開催となる住民との意見交換会を予定しています。
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