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「先輩の背中をしっかり見て」佐賀県独自の高校生大会 SSP杯へ ハンドボール・剣道・バレー

2020/06/11 (木) 11:09

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県高校総体などに代わって開かれるSSP杯。開幕を前に、高校生たちの思いや練習風景を紹介します。今回はハンドボール男子、剣道男子、バレーボール女子です。

「みんな一緒。遠くで打て!ステップ減らせ!」神埼清明高校男子ハンドボール部。今年で創部49年目、県総体で18度の優勝を誇ります。「真面目すぎなんだよね。こっちに行くってディフェンスは予想するやん。こう行って逆で打つとか変えてからやれ!」選手に熱血指導するのは呉相民コーチ。トヨタ紡織九州レッドトルネードの元選手で、エースとして得点王にも輝きました。そのコーチが一目置くのがキャプテンの西久保壱心選手。幼稚園のときにハンドボールを始め、高校では1年生からレギュラーとして全国の舞台も経験。将来はトップリーグでのプレーも夢見ています。【神埼清明3年・西久保壱心主将】「SSP杯があることでモチベーションが上がってみんな頑張ろうという気持ちになった」チームは去年12月、九州選抜大会の県予選で優勝。勢いをもってSSP杯に乗り込みます。【呉相民コーチ】「大会は小さくなったけど最後まで3年間やったことをしっかり吐き出してほしい」【神埼清明3年・西久保壱心主将】「優勝は絶対したい。圧倒的な力を見せつけて「自分たちは強かった」ことを残して終わりたい」ハンドボールは今月14日から3日間、トーナメント形式で行われます。

【敬徳3年・高橋巧主将】「これからあと10日間だけど3年生はSSP杯に向けて気を引き締めて頑張らないといけない。後輩は先輩の背中をしっかり見て。次は自分たちの番だから」敬徳高校男子剣道部。去年の高校総体では優勝、今年の九州選抜大会では3位となった強豪です。剣道部には関東や関西など県外から来た選手も多く、部員26人のうち20人が寮生活を送っています。主将の高橋巧選手も先輩に誘われて神奈川県から入学。高校総体は、佐賀で過ごした3年間の集大成でした。【敬徳3年・高橋巧主将】「悔しい…これからだったという気持ち」総体の中止を受け、学校は先月、3年生を送る場として部内の剣道大会を開きました。しかし、その後もSSP杯に向け練習を継続。防具にはこんな工夫もしています。【敬徳高3年・高橋巧主将】Q.これは何ですか?「相手につばがかからないようにコロナ対策として剣道用のマスク。前がちょっとぼやけて少し下が見づらい…」インターハイ優勝を目指していた敬徳高校剣道部。その夢は後輩に託し、新たな集大成の場に全力を尽くします。【吉村剛監督】「悔いが無いように最後の大会に臨んでほしい。1、2年生の後輩たちにもそういう姿勢を見せてほしい」【敬徳3年・高橋巧主将】「最後の大会だし3年生もこの大会に向けて頑張っているので一致団結して最後の大会で優勝できるように頑張りたい」剣道は今月13日にみやき町で行われます。

【鳥栖商業・松尾愛美主将】「(高校総体の中止を)初めて聞いた時は、今年のインターハイに出て、去年以上の成績を目指していたので、悔しかったです」去年11月、春高バレー県大会を制し、悲願の全国大会出場を果たした鳥栖商業。前身の大会を含めると20年ぶりの快挙でした。チームが大きな自信をつけたのが、去年の県高校総体です。並みいる県内の強豪校を破って佐賀の頂点に。しかし・・・全国の壁は高く、インターハイは、初戦敗退という結果が待っていました。鳥栖商業にとって、「収穫」と「課題」を同時に手にしたのが高校総体だったのです。【行武泰信監督】「インターハイと春高で全国に行かせていただいて、全国のレベルというのを間近に感じたので、本人たちは(全国の強豪を)意識して練習しています」「全国の壁を乗り越える」。その一心で練習に打ち込んできた鳥栖商業。インターハイが無くなっても、目標への思いは変わりません。臨時休校期間中、行武監督は専用アプリで選手の状態を確認。つぶさに練習内容の指示を出すことでそれぞれのレベルアップを図りました。SSP杯を目前に控え、優勝への思いは一層高まります。【鳥栖商業・松尾愛美主将】「(県内のチームには)どこにも負けたくないと思うし、自分たち3年生は最後(の学年)になるので、(SSP杯で)絶対優勝したいです」無観客試合となるバレーボールは、男子・女子ともにオンラインで配信される予定です。
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