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九州新幹線長崎ルート 上下分離区間負担は佐賀1:長崎2で決着
2021/02/12 (金) 11:25
2022年秋に暫定開業する九州新幹線・長崎ルートの並行在来線の鉄道施設の維持管理費で、協議が続いていた佐賀と長崎の負担割合について、両県はこのほど従来通り佐賀1、長崎2とすることで決着しました。
新幹線の開業後、肥前山口-諫早間は上下分離方式として列車の運行はJR九州が担い、線路や駅舎など鉄道施設の管理は佐賀県と長崎県で行います。
これについて鉄道施設の維持管理費が当初の想定から3倍以上となる年間7億3千万円ほどに増えたことから、長崎県側は、2008年に合意していた佐賀1・長崎2とする負担割合を見直すよう求めていましたが、このほど両県は従来通り佐賀1・長崎2とすることで決着しました。
そのうえで、4月1日に両県で、鉄道施設の管理を行う一般社団法人「佐賀・長崎鉄道管理センター」を鹿島市に事業所を置いて設立することになっていて、佐賀県は、この法人の運営費およそ2千万円を来年度当初予算案に計上しています。
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