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九州新幹線長崎ルート 佐賀県側の負担軽減に向け検討【佐賀県】
2021/05/26 (水) 19:00
九州新幹線長崎ルートの新鳥栖・武雄温泉間の整備方針をめぐって、与党検討委員会が開かれました。
委員会ではフル規格での整備を進めるため佐賀県側の負担軽減に向け、具体的に検討していくことになります。
九州新幹線長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間について、国や与党は、フル規格で整備を進めたい考えですが、佐賀県は財政負担や並行在来線の便数減が懸念されることなどから反発し整備方針が決まっていません。
「与党新幹線建設推進PTの細田座長よりフル規格の整備に目途を立てるため、本検討委員会で諸課題の解決へ向けた検討を進めるよう指示があり」
これに関し与党検討委員会が26日夕方開かれました。
委員会では今後、在来線のあり方、地方の財政負担、ルート、地域振興策の4点について佐賀県側の負担や懸案事項を減らす方向で検討していくことになります。
一方、午前中開かれた記者会見で山口知事は与党検討委員会でのこうした動きについて不快感を示しました。
山口知事:「いま向き合っている相手は(国交省との)幅広い協議。与党PTからアセスルート(佐賀駅を通るルート)・フルが前提としか思えない主張で佐賀県の主張をつぶされても。元々そこ(フル規格)に限定していないのですごい違和感」
また、去年から続く、佐賀県と国交省による協議も近くオンラインで開かれる予定で、その行方が注目されます。
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