佐賀のニュース
水害に見舞われた大町町“お互い様”の精神で防災力向上【佐賀県】
2022/06/14 (火) 18:30
2度の水害に見舞われた大町町で県外のボランティア団体に頼らず”お互い様”の精神で住民同士で支え合う関係を構築しようと地域おこし協力隊の男性が奮闘しています。
佐賀県のほぼ中央に位置する大町町。
2021年、2020年と大規模な冠水に見舞われ2021年8月には床上浸水248軒、床下浸水92軒など大きな被害がでました。
【橋爪リポーター】
「大町駅から3分ほど歩いてきました。あちら、商店街の一角に地域住民の交流スペース「Peri.」があります」
【週2回来る町民】
「ここに「ただいま」と帰ってくる感覚。家みたいにね。ちょっと一息する感覚」
空き店舗を活用し、町が作った地域住民の交流場所ですが、災害時には一転住民の支援拠点として様変わりします。
施設がオープンした2021年8月18日以降約4カ月間、物資や炊き出しを提供するなど拠点として活用されました。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「被災しやすいエリアの人と、被災しにくいエリアの人が交流して、何かあった時には手伝いに行けるような関係性ができたらいいねと進めている」
施設の運営を手掛ける佐賀市出身の公門寛稀さん。
公門さんは、岡山県倉敷市など6つの被災地でのボランティア活動の経験を買われ、2020年、町の地域おこし協力隊災害担当として採用されました。
過去2度の水害では、町外から来たボランティア団体などが活躍しましたが、大きな課題と考えています。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「2回ともCSOさんの力を借りて復旧が進んだのが大きいんですけど、じゃあもしその人たちが来なかったら自分たちでできるのかっていう、地元で考えた時に災害対応能力がそこまで上がっていないなという課題意識がある。“自助”の部分をどれだけ今から強化できるのか」
公門さんが、防災の要に上げるのが地域、コミュニティのチカラです。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「色々な被災地を見た時にコミュニティの強さ・地域の強さを感じた時に災害対応っていうのが強いんだなと見えてきた」
「Peri.」を中心にコミュニティ力強化を図ろうと考えていますが、1日に訪れるのは10人程度。
一朝一夕に住民同士のつながりを構築できるわけではありませんが、めざすは住民同士が助け合う”お互い様”の関係です。
6月10日、公門さんは町内のボランティア団体と共に新たな取り組みを始めました。
【住民】
ご近所さんと交流はありますか?
「近所に7軒あって、そこも空き家になったし、そこも解体して出ていったし…」
「僕らが車止めているところ?結構皆さん出ていかれてるんですね」
町内約1500世帯を対象にした戸別訪問。
災害時、頼りになる人はいるか、防災無線は聞こえるかなど住民の備えを確認します。
また、出水期を前に2021年8月の大雨で被災した355世帯の訪問を優先することで、住民1人1人の防災意識を高める狙いです。
【被災者の男性】
「1年経ったら忘れよる所もある。絶対水が来ると思って準備しとかんといかんと思った」
【被害者の農家】
「避難は個人で考えてせんと、行政任せじゃね。トラクターなどはいつでも出せるよう準備はしている。家はどうにもならんけど」
行政と住民との間に入ることで、地域の防災能力が高まることを願っています。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「公的支援だけじゃ対応できなくなってる。民間の支援も力強くなってきているけど、全部を網羅できるわけではない。やれることっていうのは、正直小さなことしかない。地域のつながりを長い時間少しづつ育んでいきながらご近所付き合い、“お互い様”という精神を大町町で広げていって、もし災害が発生した時、町内の方々に協力してもらえる関係性が「Peri.」を中心に構築出来たら」
佐賀県のほぼ中央に位置する大町町。
2021年、2020年と大規模な冠水に見舞われ2021年8月には床上浸水248軒、床下浸水92軒など大きな被害がでました。
【橋爪リポーター】
「大町駅から3分ほど歩いてきました。あちら、商店街の一角に地域住民の交流スペース「Peri.」があります」
【週2回来る町民】
「ここに「ただいま」と帰ってくる感覚。家みたいにね。ちょっと一息する感覚」
空き店舗を活用し、町が作った地域住民の交流場所ですが、災害時には一転住民の支援拠点として様変わりします。
施設がオープンした2021年8月18日以降約4カ月間、物資や炊き出しを提供するなど拠点として活用されました。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「被災しやすいエリアの人と、被災しにくいエリアの人が交流して、何かあった時には手伝いに行けるような関係性ができたらいいねと進めている」
施設の運営を手掛ける佐賀市出身の公門寛稀さん。
公門さんは、岡山県倉敷市など6つの被災地でのボランティア活動の経験を買われ、2020年、町の地域おこし協力隊災害担当として採用されました。
過去2度の水害では、町外から来たボランティア団体などが活躍しましたが、大きな課題と考えています。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「2回ともCSOさんの力を借りて復旧が進んだのが大きいんですけど、じゃあもしその人たちが来なかったら自分たちでできるのかっていう、地元で考えた時に災害対応能力がそこまで上がっていないなという課題意識がある。“自助”の部分をどれだけ今から強化できるのか」
公門さんが、防災の要に上げるのが地域、コミュニティのチカラです。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「色々な被災地を見た時にコミュニティの強さ・地域の強さを感じた時に災害対応っていうのが強いんだなと見えてきた」
「Peri.」を中心にコミュニティ力強化を図ろうと考えていますが、1日に訪れるのは10人程度。
一朝一夕に住民同士のつながりを構築できるわけではありませんが、めざすは住民同士が助け合う”お互い様”の関係です。
6月10日、公門さんは町内のボランティア団体と共に新たな取り組みを始めました。
【住民】
ご近所さんと交流はありますか?
「近所に7軒あって、そこも空き家になったし、そこも解体して出ていったし…」
「僕らが車止めているところ?結構皆さん出ていかれてるんですね」
町内約1500世帯を対象にした戸別訪問。
災害時、頼りになる人はいるか、防災無線は聞こえるかなど住民の備えを確認します。
また、出水期を前に2021年8月の大雨で被災した355世帯の訪問を優先することで、住民1人1人の防災意識を高める狙いです。
【被災者の男性】
「1年経ったら忘れよる所もある。絶対水が来ると思って準備しとかんといかんと思った」
【被害者の農家】
「避難は個人で考えてせんと、行政任せじゃね。トラクターなどはいつでも出せるよう準備はしている。家はどうにもならんけど」
行政と住民との間に入ることで、地域の防災能力が高まることを願っています。
【大町町地域おこし協力隊 公門寛稀さん】
「公的支援だけじゃ対応できなくなってる。民間の支援も力強くなってきているけど、全部を網羅できるわけではない。やれることっていうのは、正直小さなことしかない。地域のつながりを長い時間少しづつ育んでいきながらご近所付き合い、“お互い様”という精神を大町町で広げていって、もし災害が発生した時、町内の方々に協力してもらえる関係性が「Peri.」を中心に構築出来たら」
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